
とりあえず撮影するのだ
私のカメラコレクションの中で一度も撮影したことのないカメラが何台かある、これがその1台の西ドイツ製「BELLA44」で理由は簡単でフィルムが入手しにくい為、フィルムサイズはベスト判と呼ばれる35㎜とブローニー(60㎜)との中間サイズで巾が47㎜
私のカメラモットーの「飾るだけのカメラはカメラにあらず」に反するため撮影敢行とあいなった
しからばと35フィルムで撮影すべくカメラボディの一部改造(パトローネを入れるためスプリングの撤去)と、パトローネ固定のための木のつまみ2個

絞りはF8と16、シャッターはB・50・100、フィルムは期限切れのASA400を装填、適当に露出とシャッター速度を調整しながらご近所を撮影、巻き上げは裏蓋のベスト版のバック紙のナンバーが見られないため、巻き上げのダイヤルに印を付け適当に巻き上げる、おまけにこのカメラは巻き戻しできないのでブラックボックスの中でフィルムを戻す
さて630円也の現像代を払ってみてみるとなんとか写っていたモノのガックリ、ベスト判に35㎜フィルムなのでパーフォレーションまで写っているのを楽しみにしていたのだが、スキャナーの35㎜設定ではパーフォレーションが入らず6×6ではフィルムが曲がるのだ、おまけにこのカメラのフィルム面は歪みを少なくするため湾曲しているのだがフィルム幅が狭いので宙浮きの反った直線という最悪の状態で撮影していたことになる
取り敢えず変な写真で恐縮ですがアップします(PCでかなりカラー調整をしています)、上部の光漏れは位置から考えると裏蓋のカウンター窓と思われる、しかしまだ我が家には使ったことのないカメラが何台もあるのだがどうするべえ〜