システムカメラ「ホースマンコンバーチブル」
キューちゃん。
梅田大丸15階の多目的ホールで開催された「中古カメラフェアー」で購入した「ホースマンコンバーチブル」
について報告いたします。
もう大分以前のことになりますが、ホースマン62ミリレンズの優秀さと、システムカメラとして利用価値のある
ホースマンコンバーチブルを撮影に使用し、また、ボデー部分にあたるフレームを活用して、専用のボードにより、スーパーアンギュロン47ミリ5.6のレンズを取り付け、画角90度の超広角撮影を楽しんでいましたが、
時代の流れにより、デジタル一眼レフ「ニコンD70」の購入と同時に売却してしまいました。
その後中判カメラとは少しの間縁切れとなり、もっぱらデジタルカメラに熱中していましたが、やはり、フイルムカメラの魅力は忘れることがありませんでした。
最近のデジカメムードにより、フイルムカメラが以前に比べて格安にて購入できる時代となりましたので、またまたホースマンコンバーチブルが欲しくなり、安くて程度の良いものを探していましたが、先日の梅田大丸の中古カメラフェアーで見つけ、格安で購入することにしました。
このカメラはファインダーが折りたたみ式の接眼部と、レンズボード部の引き出し方式の対物部分の両方に付いていて、素通しの状態で撮影する方式になっています。接眼部の折りたたみ式のファインダーが無いのが多いのですが、このカメラにはちゃんと付いていましたので、ラッキーでした。
システムカメラとしての説明は写真でご覧になれば判明しますが、レンズ部はボードにより交換、フイルムホルダーは、ホースマン用、スピグラ用、その他一枚撮りのホルダーも使用できます。
ホースマンコンバーチブルの写真 正面
ホースマンコンバーチブルの写真 裏面
ホースマンコンバーチブルの写真 フレーム部
ホースマンコンバーチブルの写真 レンズボード部
以上のようにカメラ全体がバラバラになり、レンズボードの製作により、好きなレンズが使用出来、超広角からまた、標準レンズ、望遠レンズも取り付け可能で、ロールフイルムホルダーも67、68、69、その他645等が
使えますから、目的によりシステムカメラとしての威力が発揮できるのでないかと思います。
以前は、超広角の47ミリでしたが、今度は先ず標準レンズとして、なにか素晴らしいものがあればレンズボードを作成して楽しんで見たいと考えているところであります。
美女の試写フイルムは別のところで送りますね。
それに比べると今時のカメラはスイッチを入れて押すだけ
と思ったものですが、実際のものを見て唖然としました
これでカメラって言っていいのだろうかって。
この時代が、こういうカメラを生み出そうとしてたんでしょうね
実際には儲かりませんね、こういうのって。
35mm見当にすると35mm相当ですね。
ベリワイドほどではないにしても当時は広角だったろうし、カメラはレンズ・シャッター・ヘリコイド・暗箱でできている事を見事に体現したカメラですね。余計なものが何もない、ある種理想です。
まさに35mm画角好きの私にジャストフィット!