ピント用カラーシート・・・・PUSH-PULL
先月の手作りカメラの会で今月の例会までに今までの手作りか何か発表、なんて課題が与えられてしまったのだ
長い間会に参加はしているもののほとんど手作り作品らしいものを持って行ったことはない、早い話がみんなの話を聞きにいっているのと例会後の飲み会が楽しみでもあるのだが、そうも言っておられない(笑)
で、昔々のネタを思い出した、バルナック型ライカを1台だけ持っている、と言うか一番最初に手にしたライカが3C改F、と書いたもののカメラの何処にも書かれていないわけで、カメラの微細な形と製造番号から判断するのだが、ライカ通は見た瞬間に機種名が判るらしい
50年以上も前のカメラなのだが、始めて手にしたとき感動したもののどうもピント合わせが上手く行かない、眼鏡をかけているためかそれでなくても狭いファインダーがより狭くなるのと、ピント用のファインダーは倍率が高いためより狭い
その狭い中の2重画像が合うようにレンズ付け根のレバーを回転させるのだが、被写体によっては2重画像のズレがよく判らないのだ、そこで考えたのは二重画像の片方に色を付ければ見やすくなるのでは、丸く切り抜いたゼラチンをファインダーの前にはめ込んだら結構見やすくなったのだ、素人の発想でマニアの方は度外視してくださいな(笑)
再び例会に小型円形フィルターを持参すべくゼラチン探し、ヨドバシまでチャリで出かけたが思いの外ゼラチンは高い、背に腹は変えられぬので一番安い75ミリ角のゼラチンをレジに持って行くと先客がありしばらく待機、ふと後ろを振り返るとレジのすぐ前に照明用のカラーシートがあ〜!
「黄色ください」「何番ですか?」判るはずがないのだ
そう言えば昔お芝居の演出をしていた頃、京都会館の照明係の人と何も判らぬ私がカラーナンバーのやりとりしたのを思い出した、サンプル帳で決め購入、一杯作ったので次の例会に持って行きます