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●NIKKOR-S 35mmF2.8 ● 頑固なレンズのカビ取り     mentenin

以前広告代理店に勤務していたときに、このシンプルなレンズで白黒の商品写真をよく撮影したものだ。独断と偏見ですがこのLENSシャープな切れ味はすばらしい。さて、このたびカビだらけのこのレンズを入手。2枚目に添付した写真で後ろ側をカニ目をレンチで分解し、問題は後群のレンズを分解するのにエタノールとタミヤの除去液に浸さないと容易に分解は出来ない。キレイに掃除が済み撮影が楽しみだ。  

★「レンズの分解掃除と、グリスUPについて・・・」先にNIKKORのレンズ分解掃除をご紹介しましたが、NIKKOR中期以降は単体レンズは他のメーカーのLENSより清掃しやすいと思います。レンズにより異なりますが、必ず前側に注意深く観察すれば例外を除いてごく小さいビスでレンズが緩まないようにしてあります。注意ふかくビスをはずすと、レンズユニットが全部外れます。あと、1枚1枚エタノールで清掃し、グリスはヘリコイドが硬くなりますので時計油など上質のものを少し注油します。 (1月26日)


●NIKKOR-S 35mmF2.8 ● 頑固なレンズのカビ取り     mentenin_d0138130_1939779.jpg
●NIKKOR-S 35mmF2.8 ● 頑固なレンズのカビ取り     mentenin_d0138130_19393577.jpg
●NIKKOR-S 35mmF2.8 ● 頑固なレンズのカビ取り     mentenin_d0138130_19395815.jpg

by tedukuricamera | 2008-01-25 13:19 | Comments(1)
Commented by 白髯 at 2008-01-26 11:06 x
このレンズは会社から与えられた始めてのニコンF についていた最初のレンズです。(それまで入社から一年間はスピグラを使っていました。) とてもピントが悪かった印象があります。広い会場写真で絞り開放で 壇上の中央にピントをどんだけ慎重にあわせても ボケルのです。結局これはレンズのせいではなく ボディの方のピントの調節の設定に問題があったことが後ほど判明しました。要するに本当のピントの位置と ピントグラス上のピントの位置とがズレていたのです。これはピントの位置を決めるのに お偉方が一台一台調節していて これが眼のせいか ピントの合わせ方のせいか 全部狂っていたのことでした。ニコンでもこんな時代があったんですね。
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