2024年1月 好きやねん大阪カメラ倶楽部第46回例会報告
ミモヤングレビッチ
先月MT派氏が海外向けのミノルタX570を持ってこられていたので、ミノルタX三桁シリーズいろいろ持ってますよと話した手前、担いできました。
昨年はわれらが阪神タイガースをはじめ関西プロスポーツ界も野球サッカーと優勝し盛り上がりましたで、関西ゆかりのカメラメーカーミノルタ祭りでもと呼びかけました。
で、持ってきたものは、、、
ミノルタX-700 前期型、 後期型
前期型はかなり以前、仕事で神戸市西区まで、カワサキの流通センターに行った際必ず立ち寄っていたキタムラカメラ玉津店で購入、巻き戻しノブ基部のフィルム感度せっていダイアルがガタついていたのをメーカー修理してもらったもの、後期型はいつの間にかうちにありました。
ミノルタX-700 前期型 おととしかな?コロナが明け、漁港のフリマでズームレンズ付きで3500円というのを500円値切ってもらい受けました。白ボディは前期型のみで 数が少ない。
ミノルタX-500
X-700からプログラムシャッター優先AEを除いた廉価版、以前持っていたボディは夜の秋葉原のガード下で絞り優先AE開放で1/500で切れます!と豪語する、2013年のミモパワのブログにアップしたものですが、露出がツワモノだったので売却、無いはずなのになんである?もういいかと思っていたのに2021年に550円で出ていたのでまた買ってました。
ミノルタX-600
フォーカスエイド機 基本ボディはX-300、AEとマニュアルシャッター速度設定ダイアルが、ギアを一つ介していることでX-700、X-500とX-300ベースとは操作方向が逆になる。オートフォーカス黎明期のボディ。裏蓋のハンドリングのための硬質ゴムが痛んで欠けてくるのが残念。
ミノルタX-700 後期型 China製造
最終に近いモデルでしょう再販モデルか?、セコハンショップで2000円で出ていたものでもう持っているけどなと思いつつ見せてもらうと、底板に目立たない小さい白字でChinaの文字、買ってしまいました
SUMSUNG MD50 1:1.4 KOREA
韓国製造のNewMD これt、ずいぶん前に新宿のキタムラさんで見つけました。
SEAGULL DF370 SEAGULL レンズ2本
中国製 MD マウント機 X300シリーズの製造元でしょうか、もしかすると先のChina X-700も同じ工場かな?
ミノルタSR-1s HAIOU 50ミリ
X三桁ではないですが、中国HAIOUの標準レンズとの組み合わせデザインが良い、SR-1sに似合っていると思う
ヤマヒラ氏
一年の始まりに会費を支払いにやってまいりました。
ミノルタ祭りとのことで、ミノルタフレックスにしようかいろいろ考えましたが、ずいぶん前に西成のフリーマーケット通称“泥棒市”で手に入れたMCロッコール58ミリf1.2(ゴムリング、後期型)を持参しました。
いつもボウズばかりなのですが、この日もボウズで、それでももう一度回ってみようと戻ると先ほどはいなかったオッサンがブルーシートを引き始め、カメラを並べはじめた、見るとミノルタXEに大きなレンズが?おっと思い聞いてみると“一五”やという。一万五千円か西成価格にしてはちと高いなぁと思っているとそのオッサン
“せんごひゃくえんからビタ一文引かれんな”
奪い取るように手にし、オッサンの気が変わらぬうちにと2千円を握らせました。
デジタルペンタックスで使おうと補正レンズ付きのマウントアダプターをかましていますがやはり画質が落ちる気がします。
yasu氏
ミモヤンからミノルタ祭りで行くとr円楽があったがずいぶん処分してしまいSR-7とかSRT101ぐらいしか持っていないなぁ、いやライツミノルタCLがあったなと持参しました。
学生のころ、ミノルタのカタログを眺めていた時、コンパクトカメラにしか見えないこのCLが、一眼レフのXG-Eなどより高い値段がつけられているのを見てなぜだろうと思っていたことを思い出します。今ならなぜ高かったのか理解できましたが。
会社の業績コンテスト旅行で海外旅行に行かせてもらった際、このライツミノルタCLにフォクトレンダーカラースコパー25ミリF4を取り付けて写したものです。
もう1台はここ最近のマイブームでニコンF祭りとなっており、リビングのすぐ手の届くところに置き折に触れ巻き上げシャッターを切り手触りを楽しんでいましたので持ってきました。
擦れの多いオートニッコール28ミリF3.5、すこし当りのあるメタルフードですがこれぐらいがかえって格好よく見えますし、気にせず持ち歩ける気の置けないカメラです。
がニコンF祭りもそろそろしまいにして、次は何にしましょうか、エキサクタ祭りにでもしましょうか。
年のせいか。重たいカメラは持ち歩けなくなりました。近くのハードオフでトプコン65ミリレンズのついた4X5手作りのカメラを3000円で手に入れたのですが重くてとても持ってくる気になりませんでした。
手ぶらもなんですのでリコー ハイカラ―35を持ってきました。2台つなげてステレオカメラにしていたペアのうちの一台です。
N波氏
年の初めから失敗話。
ヤフオクでアイレスフレックスジャンク、ニッコール付きというのを応札し落札できたのですが、届いたものはニッコールではなくズイコー付きが来た。
国産二眼レフで唯一のニッコール付きなら、ジャンクでも飾りにはなるかと思っていたのにがっかり、という次第。
代わりにイコフレックス1型を持ってきました私より少し年上でシャッターは音はするも開かず。
照生氏、
3年ほど前に手に入れ、1枚の45シートに8枚写るというカメラ。手に入れてすぐに写したものの写したネガは何も映っていないスケスケ、これにはさすがの私も半日は不機嫌でしたがこだわらない私はすぐに吹っ切り忘れてしまいました。
日頃様々にフィルム現像をこなしているうちに久しぶりにこのカメラを再発見。そういえば3年前は写らなかったなぁと、なぶっているうちにシャッターの切り方が初めてわかったという次第。勉強は必要ですなぁ。
ミモヤン、調べてみました、ネットにこのカメラが紹介されていました
アメリカ、メリーランド州ロックビルのPhotogrammetry Inc.で設計製造、フロリダ州セントピーターズバーグの Graph-CheckInc. によって販売されたそうで、ポラロイドの4X5バックが装着されて1963年から製造され、いつ頃販売終了したかは判らないが1975年のプロ機材カタログには400型が450ドルと紹介されているようです。
400型と300型の2種類があり、300型はシャッター速度が1/1000秒のみでf/16、f/26、f/45の野外撮影専用、400型は400は 1/250 秒と遅く、モデル 400 の絞り設定は f/11、f/19、f/32で高感度のポラロイドフィルムを使えば屋内でも撮影可能。4X5シートホルダも装着できるのはもちろんですが販売されていたころはあまり推奨していなかったようで、ASA400のフィルムを3200まで増感して撮影する方法だったと記述されていました。
K林氏
ミノルタ、いろいろあったがほとんど処分しているが、、、古いミノルタを持ってきました
オートセミミノルタ、戦前のミノルタでプラウベルのローロップに範をとったカメラで機構もほぼ同じでしっかりしたカメラ。自動巻き止め機構もあり赤窓に1を表示した後ストップを解除すると1枚巻き上げることができる。めっきも素晴らしい、クラウンラピッドシャッター、レンズはプロマーアナスティグマットニッポン
コーナン16、のちにミノルタ16になるロッコール3.5/25ミリ付き。
ミノルタではありませんがウェストポケットコダック、通称べスタンを2台持ってきました。
1台はフォーカシングができテッサー4.9/9cmシャッターはダイヤルコンパー
ある人は改造品ともいうが…
もう一台はフランス Hラッセル&パリス スタイラー6.3/85ミリ付き。
藤井商店で手に入れたのですが、べスタンコレクターから仕入れたらしい。
スーパーバルディナ最終型、通常はニッケルめっきだがこれはクロームめっき
カメラを探していると出てきたのが帝国陸軍の機上羅針盤 乙 航法偵察員席に装着されたものです。
秀じぃ
ネパールへいってきました、以前ネパール旅行でお世話してくれたガイドの娘さんの結婚式に招待するというので行ってきたのです。昨年の春体調を崩し入院してたので家族に反対されたのですが、ネパールの結婚式に大変興味がありましたのでぜひ行ってみたいと。それならと娘がいろいろ旅行の手配や確実に取れる連絡方法の準備やらカバーして送り出してもらいました。
結婚式ですが3日間にわたり開かれます。大きな結婚式場があり、夕方4時ごろから宴会が始まり、その会場の大きな前庭にテーブルがたくさん並べられ、近所の誰でも招待状なしに訪れ、食事の給仕や飲み物を給仕され飲み食いできます。これが夜中まで続くのです。会場にやってくる村の人たちは、片言ですが日本語を話す人もいて、“お前日本人か?と聞かれ、酒を注がれます。日本人が珍しいということもありますがそれだけではなく、ある人は俺の娘が日本へ働きに出かけている、ある人は息子が出稼ぎに行っていると、ネパール語や英語や片言の日本語で話しかけてきます。
その翌日は、新郎側の村でも結婚披露宴が昼過ぎから夜中まで開かれ、またその翌日は新婦側の村で同じように披露宴が開かれるのでした。
その他、現地の話は続きますが、ここでは割愛させていただきます。
カメラは重たいのでトイデジカメの二眼レフを軽いので持ってきました。
MT派氏
持参:ContaxI & Megoflex、Leica II & Megoflex
この Megoflex は、差し込みファインダーとしてアクセサリーシューに装着すると、レンジファインダーカメラが二眼レフカメラに変身できる怪物で、非常にユニークで面白いものです。
LeicaII の専用 Megoflex はかなりの貴重品で、個数少ないですがまた入手は可能です。
しかし ContaxI の専用 Megoflex となると、かなり入手しにくいです。
『コンタックスのすべて』の著者ハンス・ユルゲン・クッツによると、世界中にせいぜい5個しか残ってないそうです。
今の時代では実用性が感じられないですが、この幻の逸品を実物でみると、感無量ですね!