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第34回 好きやねん大阪カメラ倶楽部 例会報告 

 好きやねん大阪カメラクラブの活動も、オミクロン株の蔓延には警戒を強め、2022年の初開催はとうとう4月にずれ込んでしまいました。
お待たせしました、2022年の例会開催です。
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H本氏

ナニワ商会さんの梅田店のチラシを持参していますが今日からオープンしているようです。

ステレオ写真しか写さないのですが、フィルムが値上がりで大変です。また値上がりするそうで、フィルムの値段が中古カメラ買うぐらいになりました。

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K林氏

ウクライナ製カメラを持参しました

こういう話ができるのも平和な国でよかったなぁと思うこの頃。

ウクライナはカメラ生産国で、首都のキーウではキエフ(アルフェラレ)

ハルキウではフェド、が製造されています。これらを探してみると出るわ出るわ数十台。

そのうち代表的なものを持ってきました。

フェド ジェルジンスキー記念工場、秘密警察の長官の名前を冠にした工場。

フェド1 3.5/50

初期のフェドはまかなか手に入らないのですがこの一台は初期から中期ごろのもので軍艦部に工場の名前が刻まれています、ライカ2のコピーで、ピント確認用の窓が圧版に丸く穴があけられていて、背面にもピント確認用の丸穴が開けられています。

フェドS 2/50

スポーツまたはハイスピードのSの意味らしく通常のフェドはシャッター速度1/500秒が最高速ですが、S1/1000まで搭載しています。レンズはF2の明るいものがセットされている。

フェドS1930年代に作られたのですがこのボディの軍艦部は1947年に作られたものが組付けられています。独ソ戦の激戦地に工場があったので工場疎開し、戦後戻ってきた1947年の一年間だけ作られたのがこのボディと言われています。

キエフ アルセナル 軍需工場の意味のようです。

キエフⅡ ZK 2/501950

キエフⅢ ZK 1.5/50

コンタックスⅡ 1.5/50 (戦後)

イエナコンタックス2/50

キエフⅤ 2/50 (1972

工場は1700年代から操業しているようです。戦後ドレスデンから接収した設備部品から作られ始めたようですが、空襲で焼けて図面も失われていたようなので現物から図面を起こして製造し始めたということです。

最初の何台かは練習として残った部品を組み立てて作られたコンタックスそのもののカメラで、製造番号にR(レバラチオン、賠償)という意味が刻まれているようです。

ボディはキエフで作られレンズはKMZ製の沈胴レンズが組み合わされています。

1954年生のキエフですがネームの書体はいろいろあります、輸出用もかねていろいろあるようです。

キエフ5 デザインが大きく変わり連動距離計が一眼式のパララックス補正も搭載されたのですが無理やり距離計をファインダーに押し込んだので巻き戻しノブがボディのサイドに押しやられています。レンズマウントがバヨネットになったのですがレンズ着脱時には必ず無限に合わさないとレンズが外れなくなったりします。

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オモカメ王国国王3ちゃん

ウィルスも戦争もオソロシヤですが、幸い古いカメラ触って何十年とうれしいことと喜んでいます。この3月で89になりました。

ペンタックスSPブラックで、当たりも無く綺麗でレンズもF1.4の大玉がついている。よく売れたカメラなので大概が傷があったりしているのですが、綺麗な個体です。

ロシアのカメラでノーネームですが、たぶんスメナ、F4 40ミリレンズの簡便なカメラ。

ニコンF401 改造時計カメラ

壊れたカメラですがマウント部に時計を組み込んだカメラ再利用品

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秀じぃ

M-1 ZUIKO M 2.8/35

オリンパスが満を持して出してきたシステム一眼レフ

巻き上げレバーが劣化してきて白くなってきました。

コンタレックス ブルズアイ

会のH氏とフランスのビエーブルに出かけた際に手に入れたカメラで、H氏との思い出に持ってきました。 お互いたくさんのカメラを買いましたが、ホテルに戻り酒を飲みながら互いの戦利品カメラをニコニコしながら酒の肴に眺めたものです。

帰りの飛行機で、戦利品のカメラの多さから重量オーバーで空港職員のおばさんにフランス語で叱られたりトラブルも多々。とにかくH氏と飲んだ酒のうまさが思い出されます。

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SH-K

先日ブログに挙げたメジロはオリンパスで撮影したものですが、やはりコンデジが使いやすい。

リコーカプリオR3 

500万画素ですがよく使いました。 友人に大阪湾は泉南沖に太刀魚釣りに連れて行ってもらった帰り、関空連絡橋を写したものが仕事に使える写りの良さ。リコーは良いなぁと友人達にも勧めたものです。

R4のあとR5,R6と進み、そのあとCXシリーズが出てくると、CX-3を中古で探し買い求めました。 これも気に入って手元に置いて接写したり気の向くものを撮影したり。 仕事場でも必要だとCX-5も手に入れました。手振れ補正も搭載され電子ズームも利用すれば1000ミリ程度までぶれなく使え便利でした。

その後ミラーレスが流行りだしましたのでリコーコンデジはこの機種までとなりました。

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MT派氏

議題 WeltaBelmira Carl Zeiss Jena 50mm f2.8 1956 (前期型) 

 私がこのカメラに惹かれた理由:

1 ファインダー倍率がほぼ等倍の約0.9倍、ファインダー枠が大きくて明るい。

2 左目で使いやすいカメラ。

3 距離計の基線長が80mmもあって、ピント合わせやすい。

4 シャッターボタンがペンタコン伝統の前面斜め配置。

5 左手によるトリガー式巻き上げレバーは背面に配置。

6 レンズシャッター銘板にPentaconマークがある。

7 シンプルでモダンクラシックなデザイン。

 使い難い機能:

一眼式連動距離計ファインダーのハーフミラーの幅は約1.5mmしかなく、ピントが見えないので、できれば大きいハーフミラーに交換&改造したい。

シャッター速度は1/250しかないですが、ND4フィルターを付ければ1/1000になる。

トリガー式の巻き上げレバーは、非常に硬い、5枚も連続撮影したら左手親指が確実に骨折しそう。

ボディにアイレットがなく持ち歩くにはケースを使うしかないですが、この速射皮ケースの前カバーは本体ケース背面にかしめられており、取り外せない構造なので、カシメをカットしました。できたカシメの穴はPentaconのピンバッジを改造して取り付けてかくしました。

 入手した時、シャッターが切れなかったですが、注油して改善、距離計上下ズレも修正、皮ケースを改造&補修もしました。

 因みにこのカメラが大変気に入り好きで、中期型(1958)も買ってしまいましたが、現在輸送中
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ミモヤン グレビッチ

 確か先回の例会帰りだったか、また別の用事での大阪市内に出てきた時だったか、ナニワさんでマルカフレックスとパールリバーの二眼レフを見つける。最初はメーカーを勘違いしたことからマルカフレックスに大変な興味を示したものだったがのちにそれは勘違いと判明(x武蔵野光機→〇武蔵製作所)。 

パールリバー(珠江)は35ミリ一眼レフは持っているのだが二眼レフに遭遇するのはミモヤン史上初。B30バヨネットも生意気と、Walzバヨネットフードを組み合わせて持参。

単焦点コンパクトカメラで短焦点レンズ搭載カメラとなればこれまた目がなく、と言うても歴史あるK社、R社や社、トップメーカーのN社や日独合作YCまたはKCのものは到底手にできず、大社の高級なそれらの単(短)焦点コンパクトは届くべくもないながら、大F社からこのようなカメラが出ていたのかと飛びついたのがこのCARDIA MINI EVRY DAY OP お手軽コンパクトボディで全自動。このサイズはオリンパスのケースレスカメラμの布製ケースにすっぽりと収まる。(ケースレスカメラのμの何故ケースが?はさておき)CARDIA MINI EVRY DAY OPはレンズが起動時も休眠時にも常にむき出し。レンズ保護を考慮するとやはりケースは不可欠。ケースを供出することになったμをともに持ってこようと思ったのだがどこにまぎれたやら行方知れず、で、ケースレスカメラの先達オリンパスXA1を持ってきました、着脱式のストロボを外せばこのカメラも件のケースにすっぽり収まり、コンパクトカメラはこのサイズが良い加減と再確認。

桜の季節にコムラの135ミリ1本で撮影しようとスーパーコムラ135ミリf2.8ユニオート交換マウントキャノンなのでFPに組み合わせようと思ったのですが不調のためぺリックスと組み合わせることに。最近の高倍率ズームに慣れた身なれば135ミリなんて屁でもないと思いきや、135ミリは望遠レンズと改めて思い知らされることになりました。レンズも大き目だしね。やはりレンズが大きく残りフィルムの消費に135ミリ振り回すのはつらいのでWコムラ28ミリF3.5で持参。

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5月は開催できますでしょうか。


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