第26回 好きやねん大阪カメラ倶楽部 例会報告 今月のテーマ カメラ付属品あれこれ
コロナウィルスの有効打が出てこない中、会の活動集会も自粛せざるを得ませんでした。
ここへ来て緊急事態宣言発動も大阪モデルの自粛解除レベルまで下がったこともあり、久しぶりに開催することにいたしました。
まぁ、それほど密になることもありませんし、大声で騒ぐこともまずありませんし、ソーシャルディスタンスを図りながら集うことになりました。
テーマはスライドさせず予定通り“カメラ付属品あれこれ”ですが、自粛期間中のテーマの持ち込みも良しとしています。
ミモヤン グレビッチ
用品がテーマと言うので、梅田のナニワさんで前からジャンク箱に転がっていたGITZOの雲台を回収して発表しようと出かけたたのですが誰かに貰われていったようです。先月はあったんですけどね。
自粛自粛で仕事帰りに寄れるところもなくアッキーが我慢できないと自粛が明けても、営業時間が短縮で寄れるところも増えません。
そのストレスもありふらっと寄った先でミノルタ アルファスウィートⅡにタムロンの高倍率ズーム28-200ミリの最短距離が短くなって使い勝手が良くなったバージョンの付いたジャンクを動きそうだと衝動買い。とりあえずフィルム詰めています。
例会前に5階のセレクトさんでコムラ―の200ミリF4.5ペトリ用を購入しました。
実はこのレンズM42マウントレンズでペトリーM42アダプターが付いているものでした。付属品の発表にちょうど良い。


MT派氏
持参:ソニーα7R II
Carl Zeiss Jena Tessar 5cm f3.5 (1913)
Vest Pocket Kodak 72mm f9→f6.3 (1914)
Hahn-Goerz Roll Tengor Frontar 11cmf9→f7.3 (1926)
Zeiss Ikonette 504/12 Frontar 8cmf9→f6.3 (1929)
Zeiss Ikon Baby Box Goerz Frontar 5cmf11→5.6 Ver.1(1930) & Ver.2 (1931)
さて、物が売れない時代の最中、ebayからも珍しいレンズを獲得チャンスになっています。Tessarを入手しました!これ、シリアルナンバーから1913年製のレンズで、出品者の説明では、マウント不明のレンズなので、購入者の入札は慎重にして下さい、と言うような説明が書かれておりましたが、古い物に目がないわたくしは、見事に落札しました!
確かに不明なマウントですが、沈胴式なので一眼レフではない、そしてヘリコイドがありますが距離計連動用カムはありません。しかしフランジバックは約29.3mmなので、Leica LとMの真ん中になり、しかもバヨネット式ですので、、、分かりません!
でもとりあえずLMリング介して距離計連動しないMマウントにしました!
そして、以前から気になるメニスカスレンズをいくつかを入手しました。今月のテーマはソフトレンズ&絞り改造です。
試写して見た感想は、恐らくですが、VPKとHahn-Goerzのレンズ構成は1群2枚、BabyBoxとIkonetteのレンズは1群1枚で、画質の差は大きかったのです。
中華製の絞りユニットと組み合わせ撮影しました。 いずれのレンズは、被写体次第ではありますが、とても美しく、絵になるような、よい感じの写真でした。 以上、よろしくお願いします。





Hahn-GoerzFrontar 11cm f9→f7.3
yasu氏
コロナ自粛中、断捨離にいそしみました、その結果これらカメラ、用品を持ってきましたので、良かったら貰ってください。
公私とも出かけることもできずヤフオクを眺めているとパンケーキタイプの50ミリ井F1.8を見つけ、入札して見ると落札出来ました。
安く落ちて喜んでいましたが少し様子がおかしい、ピントリングが無限まで回らない。
距離環のねじが壊れていて調節できない。
さて、どう修理しましょうか?

秀じぃ氏

セルフタイマー たくさん集めた中で持ってきました。
ミノリ製 ペンタイプ

ライカ製 セルフタイマー




オモカメ王国国王3ちゃん
何のカメラに組み合わせて使っていたのか?発光器
ソ連、ルビテル、セミ版用ファインダー枠、マスクが付属していました。
久しぶりにロシアンハッセル、キエフ88が2セット入荷しました。シャッターが壊れればおしまい、修理屋もまたいで通るというカメラですが珍しくシャッターが完動品。
大きなレンズもセットされています。


ゾルキーのステレオ撮影装置
バルナックタイプの底蓋に取り付け沈胴タイプのレンズでステレオ撮影ができる。
エルマーでもヘキサーでもステレオ撮影に使える。
ボディの底に取り付けるタイプは見たことがありませんでした。
K林氏
セットケース付きローライ16S テッサ―2.8/25 望遠ムター付き
セットケースだけ先に入手していたものです。。。
チノン ベラミ 専用ストロボ付き チノネックス2.8/35 スウェードグレーレザーの貼革
見た目はまるで合成皮革の剥がれた後の様だが、この色合い手触りの質感がオリジナルの物。
キャノン デミC セットケース付き 2.8/28 2.8/50の2本付き
ブッシュネル オートマチック 2.8/28 日本製のエキザクタマウント
シリアルナンバーがTAMで始まるのでてっきりタムロンOEM商品化と思いきや、固定と思っていたマウント部分がねじ込み式の交換マウント。タムロンのバヨネットマウント交換式とは異なるので、さて、どちら産?
アンスコ オートマチックフレックス アンスコ アナスティグマート 3.5/83
堂々の見た目、前から欲しかったもの、しっかりがっつり大きいボディです。


SH-K氏
どれくらい月日が経つかわからないが。
ここ数年、やすみの日などカメラを手にしてののんびり歩き時、興味あるものが目につけばついカシャッとやるのが習性となっている。とくに近隣の散歩で花、小鳥などが目に入ると素通りしづらく、つい立ち止まってカシャリ。そんなときの野鳥用にと二月ほどまえ入手しておいたテレコンバーターだが、本日持参のオリンパスSP590Zにつけると望遠1050mmになることは満足、けれどか,やはりというか手持ちではブレがつらい。キングオブテレコンと称されたほどのオリンパス Tcon1.7(写真)であるが今や置き物同様。しかしこのSP590Zには野鳥モードがある。SPシリーズでのファインダー付きはこの型番までなのだ。ということだったので、ややあせりながらも手に入れたが、液晶の色が少しおかしいが液晶は設定で使うくらいなので出品者にはおかまいなし。データでは普通に写っていることだし、1200万画素、広角26mm~676mmが魅力ではある。ときどきは連れてってほしそうに気を惹くのでしばらくは愛用することに。それになんとか工夫してT-1.7でも何枚かはものにしたい。
一方、マグネシウムに惹かれてヤフオク落札のC5050z。当時の定価12.8k、オリンパスのコンデジ高級機だったとは過去ログの記事。ヤフオクでも程良し品を見ることはまれだったが、5月にやっと手に入れた。このシリーズのセールスポイントとは開放F1.8というレンズの明るさとのこと。同シリーズのC3030は欧州でヨーロピアンデジタルカメライヤー2000-2001を受賞したとかで、人気のバリエーションとして何種類もの製品が出されておりオリンパスの第一期黄金期と呼ぶ人もいる。そんなことから他社でも似たようなデザインで販売されていたのは衆知のとおり。この頃オリンパスはC4040に続くC5050ではプラボディからマグネシウムボディへとグレードをあげ、おおぜいのカメラ好きに受けいられていたのだな、と思うとき、オリンパスカメラ事業がファンドに身売りとかのニュースを知る。オリンパスファンにはさみしいばかりです。(頑張って!オリちゃん。フレーフレー!)
で、価格のせいもあってかレビューなど見ると4040のほうで良しとする意見が多かったが、自分の4040は試写後飾りになってて、気持ちはマグネシウムマグネシウム一方、そんなおり価格もほど良しを見つけたので落札ということに。ひと昔以前のカメラではあるがジュラルミン以来のマグネシウムという言葉に興味があって、ぜひ手にしたみたい1台だった。500万画素、CCDセンサー、そして素材、よしよしといったところか。いざ手にしてみると黒く塗装されているので、どこに金属感? エッ!、これがマグネシウムって? という感じ。どこか一カ所くらいそれらしい部分をアクセントとしてでも残してほしかったなぁ。とつぜん別ものながら写真でみたデュポンのライターはパラジウムが使われているそうで、傷がつかないらしくて、コーティングは?と問いたいけれど、金属らしい輝きと美しさはすばらしく思えた。ま、きれいなものにはホント、気が惹かれるのは誰しも同じでしょね。
このCamediaC5050Z、届いてから数回は問題なく使えていたが、本日持参にあたって電池をいれても反応なし。電池室の接触面を布で擦ったりするもだめ。アレレのまま例会へ。出席のKさん曰く「ここ腐食しているよ」との一言、ルーペで見るとそれらしく見えている。ーーー小さなナイフでガリガリ、ティッシュでふきふき、で、電池装填。 ジーー。おっ!いけるやんか。やっぱり同好のシや。うれしいねこの集まりは。一人ではこうはいかないな。ではでは、というわけで机に置きチルト液晶上げてカシャリ。さあ、ドリンクの向こうのおさんかた、マスクが語るコロナエイジが写せていましょうか。帰路の駅ホームでも1ショット、そしてなつかしのオリンパスパンフより、マグネシウムページもご覧あれ!



薀蓄はなし
カメラを集めていると、その気でなくとも集まってくるおまけがファインダー
1900年第頃のブリリアントタイプのビューファインダーを数種。
ご存知見えは天下一品ライツ50ミリファインダー
イギリス製コンタックス用変形ファインダー
その他、国産数種。
ああ何とも、今となってはうらやましい話、いざ欲しいと探してもおいそれとは出てきませんのにねぇ。

私も経験あるのですが、京都駅前キタムラで、人気のなさそうな商品(レンズかカメラかわすれましたが)こんな物買う奴はいないだろうと高をくくって、翌日、朝一でやはり買っておこうと思い馳せ参じたが、時すでに遅し!消えてしまった!っと云う苦い経験も何回か有ります。う~んっと思った時は、暫く店内をウロウロして横目でチラッとチェックしながら思案橋ブルースを唄う!(え~っと歌詞は~?)次回からその様な対策を考えております。今回はリニューアル後のエッジで送信!画像認証は廃止されたのでしょうかね。
またある時は、1500円程度のペンタックスSPに標準レンズ、ある時ほかのジャンクとともにごっそり消え、さらに値引きされての投げ売り台に、カメラの山が出来上がっていましたが、ペンタックスの姿はありませんでした…
こんなん、しょっちゅうですわ~
*薀蓄はなしはどなた様のコメントでしょうか?