第18回 好きやねん大阪カメラ倶楽部 例会報告 今月のテーマ ライカ型カメラ ロシアンカメラ その他コピーライカ
ニッカ カメラ 3台(コピーライカ)
実は、ちょっと珍しいカメラを手に入れました。皆さんの中で情報をお持ちの方がいらっしゃればぜひ教えてほしいと思っています。
まずニッカ5型です。
ニッカ最終期に発売された高級機で、シャッター最高速度は1/1000を搭載、視度補正機能付き。ライカM3ショック後の製品で、その影響はフィルム装填に表れています。底蓋を外した後、裏蓋がヒンジで横開きに開くのです。
次に、そのニッカ5の廉価版ニッカ3F 後期型です。 ニッカ3Fはニッカ5から1/1000、視度補正を取り除き、裏蓋開閉も省略したものですが、後期型になると、巻き上げノブがレバー巻き上げに換わっています。ライカM3ショックによるものです。またニッカ3F後期はシャッターボタンの位置がバルナックタイプに特徴のボディ後側よりから、ボディ前縁に移り、レリーズしやすくなっています。
さて問題のカメラですが、軍艦部の刻印はNicca 3-Fです。
レバー巻き上げ、シャッター最高速は1/1000、高級機の5型と同一スペックです。そして、裏蓋は、ヒンジで開くようになっています。しかも、上向きに。
このカメラのスペックは、ニッカのアメリカTower(シアーズアンドロ―バック)向けのOEM機、タワー45、46、タワー5Lそのもののカメラなのです。 日本カメラ図鑑には、タワーという名前でタワー5L(タワー45、または46)が掲載されており、ニッカ5Lと同じと紹介されているのですが、ニッカ5Lは図鑑に紹介されていないのです。
このニッカ3Fは、トップカバーを載せ替えたものか?とも考えたのですが、このトップカバーには視度調整レバーの操作方向を示す矢印の刻印が入っているのです。と言うことは2個一では無いとなります。1/1000Sec搭載の3-Fとなると、国産カメラ図鑑に記載がありません。
と言うことで、このカメラの情報があれば教えてほしいものです。
ヤシカブランド ネガフィルム3点
以前Kickstarterで、ヤシカブランドのデジフィルムカメラ ヤシカY35を購入したのですが、今回フィルムカメラの発売と、ヤシカブランドフィルムの募集がありフィルムの購入を申し込みました。昨日手元に届いたたのでこちらも発表させてもらいます。ISO400 カラーネガ24枚撮り、モノクロ24枚撮り、ゴールデンエイティーズ カラーネガ24枚撮りの3本です。 中身は何処のでしょうねぇ。。。
香港の騒動に巻き込まれずに手元に届いてよかった~。
MT派氏 Kiev-20 Mir-24h35mmF2 Mir-20h20mmF3.5 (ライカ判)
Kiev-20は私にとって初めてのソ連製一眼レフカメラです。
ニコンFマウント機ですが使い勝手は当然ながら本家ニコンとは比べてはいけない。シャッター速度ダイアルが硬い、回転時のアソビ、ピントの山が見えにくい、レンズが明るいのにファインダーが暗いフィルム巻き上げはフィルムを引きちぎってしまうかと思わせる、巻き戻しはクランクが折れてしまうかと心配してしまうほど。
ちなみにKiev-20はKiev-17にTTL測光機構を加えたものですが、このKiev-20は測光機能が故障、医者のいうことには処置無し、とのことで、これではKiev-17との違いは銘板のみになります。
標準のHelios-81h50mmF2でモノクローム1本を撮りましたが会報からピントが鋭くてコントラストが高く、透明感がたっぷりの標準レンズでした。
また、今回持参のMir-24h35mmF2とMir-20h20mmF3.5は今回新たに調達し、今朝届いたばかり。会で今井商店から購入の期限20年切れフィルムで撮影中ですがきっと幸せな結果が得られると思います。
Mir20はこれで、M42マウント、Kiev-10,15マウント、に続いての3本目。まるで団子三兄弟、Mir20の魅力は何といっても大きな目玉ですね。
yasu氏 FED、ゾルキー、キャノンⅣsb、ライカスタンダード(コピーライカ)
お盆休みは長い休みを取っていましたが、この暑さ、社会復帰へのリハビリにと出てまいりました。
ライカ型のロシアカメラとしてフェドとゾルキを持ってきました。ゾルキのほうが新しいのですが、仕上げ、手触りとも、フェドのほうが圧倒的に良いのです。ですが久しぶりにフェドを触ると、巻き上げ、シャッターが切れなくなっていました。で、競りに掛けます!
ライカスタンダードが一番大好きなカメラですがこれまでに2回整備をかけ、気持ちよく使える様にしています。エルマーを取り付けていますが、絞り羽根を操作できなくなるニューヨークライツのフィルターと、会で今井商店から入手した銅製の手作りキャップを嵌め、このアウトフィットが気に入っています。
ひでじぃ チャイカ1型,2型 フェド2 ゼニットC (ロシアンカメラ)
ロシアカメラは色々あったのですがいつの間にか少なくなっています。何故かケースだけが残っていたり。
チャイカ2台、1型と2型。
1型はレンズ固定式、2型はレンズ交換式でマウント形状はライカLマウントと同じ何ですが交換レンズは見たことがありません。フェドやゾルキと同じL39なのは同じ工作機械で間に合わしているからか?
フェド2はお気に入り散歩カメラで良く撮り歩いていました。貼革の色が濃紺でファインダーも見易く使いやすいカメラです。
ゼニットCは一番のお気に入りで、ライカL39マウントながらフランジが違います。ボディはライカサイズで、ミラーボックスが埋めこまれています。このカメラの一番良いところは映像をレンズごしにファインダーで確認できるところです。
この夏休みにネパール カトマンズに行ってきました。目玉はチャーター便によるヒマラヤ山脈遊覧飛行、上空からヒマラヤを眺めてきました、詳しくは、このブログのリンク先にある“ひでき部屋”に訪問してください。
SH-K氏 ライツミノルタCLエルマー3.5/50 ミノルタCLE Mロッコール2.8/28 (ライカ型カメラ)
30年ほど昔になりますが、ミノルタCLEを入手したのですが、レンズにトラブルがあり、何度かミノルタサービスに出かけていたところ、ライツミノルタCLの存在を知りました。こちらのほうが良さそうなのでミノルタサービスに探してもらってこちらも購入。
それ以来使ってきていますがカメラとしてのデザイン、使い心地はCLに軍配を上げたいと思う、さすがライカかなぁ。
やはりライカ! とか書いたゆえんとして
エルマーでの画像を添付します。
カメラ:フジX-A1,絞り:3.5開放,ISOとSSはオートです。
オモカメ王国 国王3ちゃん (コピーライカ 色々)
ニッカオリジナル(オキュパイド) 沈胴ニッコールF3.5 5cm
ゾルキー ブラックボディ
ナチス紋章入りライカ(フェイク)
ゼニットET 3.5/50薄型レンズ
キエフコンタックス元箱、取扱説明書
カメラ型ライター CERRY F2 2.5cmのレンズ名いりLUMIX銘
ニッカオリジナルでネームはニッカのみ、オキュパイドの刻印は裏蓋開閉キーに刻まれている、沈胴のQCニッコール
ゾルキーのブラックボディ スロー無し、黒鏡胴の沈胴レンズ付きでしたがレンズがどこかに行きました。
ナチス紋章入りゾルキーライカ、貼革が木のような材質のものが張られている。
ゼニットET 比較的後期のもので露出計入り、軽いボディ 薄型のインダスタ―レンズ3.5/50を組み合わせて持ってきている。
キエフコンタックスの元箱、取扱説明書付き、ロシア語で書かれているので読めません。
カメラに関するものは何でも触手が動いてしまいます。
ライター型カメラのコレクションのうち古いものを2点、CERRY F2 2.5cmのレンズ名いりLUMIX銘。レンズ部分にヘリコイドが付いている。
撮影会で訪れた鞆の浦で焼き物のカメラ型の一輪挿しを地の焼き物ショップで発見、五洋の方は呼び鈴を、と言うので呼び鈴を押す。店主はまさかそんなもの買うことはないだろうと思っていた様子だがこちらは買う気満々、いくらです?と聞くと1万5千円と言う。
買いますというと、2千円ほど引いてくれて、おまけにカメラ型の小さな焼き物もつけてくれました。
K林氏 (コピーライカ 色々)
フェド50 インダスタ―81 2.8/28
キエフ5 ジュピター8 2/50
ヤヌア エッセイジ3.5/50
フェイクライカ(フェド) フェイク エルマー3.5/50
フェイク ブラックコンタックス2 ゾナー2/50(本物)
スメナⅡ
崋山(チャイニーズスメナ)
キエフⅡa 1.5/50
コンタックスTVS
フェド50 日本製のカメラのコピーと思われる、
キエフ5 進化の最終型、マウントが外爪のみ、ファインダーが大型化しパララックス自動補正、非連動露出計搭載、レンズはジュピター82/50とヘ リオス94 1.8/50の2系統の標準レンズがあるようです。
キエフⅡa 1950年代でまだ作りが良い、レンズがZK1.5/50付きこのレンズは珍しい
スメナⅡ 紛失されていた軍艦部のアクリルカバーを自製しました。
崋山 スメナの中国コピー機 ともにダブルマガジンで使用するようです。
フェイクライカ(フェド)シャッターリボンが外れています。
フェイク コンタックスⅡ ブラック(キエフ)レンズは本家沈胴ゾナーが付いていました。
ヤヌア ライカコピーと言われていますが中身はかなり構造が違います。
コンタックスTVS 液晶に問題ないジャンクが手に入り液晶を移植、完動になりました。
先月会員から頂いたブリキの機関車、修理すると動くようになり、汽笛、煙突からの煙も出るようになりました。
H本氏 旧ソ連邦製 フェド ステレオカメラ (ライカ判使用 ロシアンカメラ)
35ミリフィルムを使用するステレオカメラで、通常出回っているリアリストサイズは正方形でパーフォレーション5コマ分を使用するのですが、このカメラはヨーロッパサイズと言う少し大きいコマに写し込まれ、7コマ分を使用します。 水銀電池使用で露出は絞り優先オート、電池がない状態ですと、オートを外して1/100単速シャッターで写すことが可能です。
映写技師 慈照氏 FUJICA SCOPE M25
ひょんなことから上記8ミリ映写機が手元にきました。機械はそんなに古い物ではなさそうです。 フィルム数巻コレクターより入手いづれも秘密映写用秘技映像物と言う触れ込みの物です。
およそひと月ほど前、機械は順調に動いておりましたが、本日持参しいざ上映と望みましたが、スイッチをひねれどもフィルムが送られない。
手動フィルム送りにてマツタケ、泥棒シリーズのご披露といたします。
N波氏 チャイカⅠ、チャイカⅡ 腕時計のチャイカと言う名前の時計
持参のチャイカについてはすでに発表がありますので割愛させていただいて、女性ものの腕時計“チャイカ”をご披露いたします。
コニカ ワイワイワイド 17ミリレンズ搭載の使い切りカメラ
このカメラのフィルムを再装填し撮影にチャレンジしようと思います。
レチナについての質問。レチナの型番がよくわからないものが手元に有ります。どなたかご存じないですか?
カメラ薀蓄はなし
ライカコピーと言うと、35ミリカメラになります。
スーパーネッテル テッサ―3.5/50付き
良く写るカメラで、出物には、たいてい高値が付くカメラ。
シャッターはコンタックスと同じ鎧戸縦走りシャッター。
レンズは3群3枚のトリオターかテッサ―が装着される。
テッサ―は3群4枚で透過率が良い上に、蛇腹を使っているために内面反射が少なく、同じレンズを使うコンタックスに比べても非常に写りが良い。
今回持参したこのカメラも、写りの良さを証明するように使い込まれていて、ノブのクロームめっきも擦れて地金が出てきており、塗装もボディの縁が剥げてしまっている。
30年ほど前になるが、手に入れたときはシャッター不良で売りに出されていたものを、リボン切れであろうと推測し購入。リボンを修復しグリスアップしましたが、今でも快調に動いています。
添付URLをご確認ください。
xener f3.5/5cmにcomperシャッターで間違いないと思われます。
参考URL:https://retinarescue.com/retina1type149.html