残猛暑が続く中、水分補給の為、ソ連製Kiev-20と言う最終兵器を入手しました。ヘリオス-81n付きです。
何故か賞味期限内のアクロス100が防湿庫にあったので、とりあえず期待せずに試写してみました。
しかし、現像してみると驚きました!ピントが正確に鋭く、コントラストが高く、透明感のある階調、大口径ならではのボケ味も美しい!
これはフィルムが良かったのか?レンズが良かったのか?それともKiev-20が良かったのか?とにかく良かったです(笑)。
ちなみに機材の操作感ですが、レンズのヘリコイドは適当なトルクがあり、絞り環回転時のクリック感は、パキパキの音を立ててハッキリしていて、ソ連兵器を触っているような感触です。
キエフ系列最終機種のKiev-20はニコンFマウントで、Kiev-17にTTL 露出計内蔵したカメラです。当然ながら露出計は逝かれてます!シャッター速度ダイヤルもまた兵器感たっぷりで、変速段のうち51%はアソビです!こんなアソビがあるのに、ダイヤル自体が外れてこないのは奇跡に近いです!シャッター音もストレス発散のように爽快!フィルムの巻き上げはパーフォレーションがちぎれそう、巻き戻しはクランクレバーが折れそうな硬さ、でも結果的に全て良かったです!