αマウントなムターII
なんでムターが2つもあるのかは置いといて、2つになったので1つはガリガリに削ってαマウント化してみました。もちろんテレコンのマウント変更ですから、ボディマウントとレンズマウント両方の改造をやらなきゃなりません。
αマウントのフランジバックは44.5mm、ヤシカ・コンタックスマウントは45.5mmですので、レンズマウントは1mm嵩上げすればいいのですがボディマウントは逆に1mm下げる必要があります。とにかく旋盤でガリガリ行ってみましたが何とか無限が出ているようです。前玉が飛び出しているので、後玉の引っ込んでいるレンズ、基本的にゾナー135mm以上の望遠レンズに適合します。
今回レンズマウントはきっちり専用設計で作りましたが、ボディマウントまで作るのは面倒だったのでジャンクのα7000から移植しました。中に板バネが入ってるのを逃がすように削るのと、ロックピンのリリース機構を作るのにかなり悩みましたがなんとか連休のハザマで間に合わせました。これをゾナー135mmとセットにして来週からのドイツ旅行、もといドイツ出張に持って行こうと思ってます。
ホントはテレテッサー4/300と組み合わせるつもりでしたが、それはまた帰ってからのお楽しみということで。今月の例会はお休みしますが、6月の例会で成果を発表したいと思います。
以前は僕もTからRTS-III・645まで、レンズも55mmF1.2・85mmF1.2・28mmF2などレアレンズを含め多数所有していましたが、今はすべて手放してしまいTと50mmF1.4とGシリーズのレンズのみになってしまいました。
今から思うと手放さなければと時々思います。
だいたい購入価格の1/3くらいです。
55mmF1.2は現在の方が高くなってるみたいです。
135mmF2や85mmF1.2は若干安くなってるみたいです。
他はほとんど当時と変動ないみたいですが広角が高いのは他のレンズと同じだと思います。
ただし55mmF1.2/85mmF1.2/35mmF1.4などはフルサイズデジタル(EOS-5D)で使うのには工夫が必要ですね。
いち時期に比べるとミラーレス機が普及して値上がりするかと思いきや逆に若干安くなった気がしますね。結局APS-Cですら焦点距離1.5倍になる上に手振れ補正が効かないので、解像度が高い分ブレが目立って使いにくいのでは?
その点一眼レフのαはボディ内手振れ補正なので、適切なチップを付ければ補正が効くようです。今回ムターには300mmF4のチップを仮付けしていますけど、135mmx2の270mmで十分な効果がありました。
わたしもα900持っており、もっぱら手持ちのミノルタレンズをつけております。これにライカMレンズやコンタックスGレンズをつけるアダプターって市販されているのでしょうか?いろいろ検索かけたのですが見つかりませんでした(涙)
それにしても簡単にマウント改造していて驚きます。
一方、ミラーレス・ディジタルは18mmくらいしかないので、アダプターによってこれらのレンズが使用可能です。
ただライカ用のビゾフレックス専用レンズなら、ビゾフレックス相当分の厚さが30mmもありますので、10㎜厚程度のアダプターで接続可能です。
NIKONとキヤノン専用のビゾ用レンズアダプターはすでに市販されています。
だって、濃いんですもの〜σ(^_^;)
ライカMマウント、コンタックスGマウントについてはYさんの書かれている通りですね。NIKON用があるなら嵩上げしてやればαマウント化できると思います。旋盤が無くてもM42->αの安いのをねじ止めかエポキシ樹脂で接着するとかでも行けるんじゃないですかね。
αマウントのプレートを厚めにした基礎部品を3D-CAD上でアレンジするだけなので、設計は割と簡単なんですけど、実際に作るのは材料を用意する所からなので結構たいへんなんですよ。ネットショップさまさまです。