ストラップ・・蟹爪いいえ違うんです by yasu
私が手に入れたローライフレックスの3.5Cと言うよりも3.5E
その入手経路は我大阪手作りカメラクラブ記念例会においてのカメラ交換会であることは皆さんすでによくご存知のはず。
今日はそのローライフレックスの独特なストラップ取り付け方式である通称『蟹爪』を採用した初代機におけるストラップ物語。。

非常に便利な方式です。
だがしかし、これが一般的でない事はこのストラップを採用したのがこの年代以降のわずかなローライフレックスの二眼レフに限られることで押して知るべし。
故に今から数十年も前のいつ切れてもおかしくないストラップに万単位のお金を払ったり、現在も売られるようになったローライフレックスのおかげで新品でしかしこれも万単位で購入することは出来る。
となると私がこのカメラを入手した顛末を知る方たちからすれば、私がそのストラップに万単位のキャッシュを支払うのは本末転倒?と写るはずでしょう。
そこで、手作りカメラ会員としては数百円で手に入ったストラップを工夫して取り付けた姿をご覧下さい。
いや工夫はしていません、ちょっとした発想があっただけで蟹爪を差し込む差込口というのかストラップの蟹爪で咥えるカメラ本体取り付け方はシンメトリーではないことに気が付いたことに始まる。
つまりいずれか片方の隙間は少し大きくなっており、その方にこのストラップの通常カメラのナス環に繋ぐ金具をくぐらせてみたのです。
なかなか上手くいきました。
それでも約1kgを越えるこのカメラをクビから下げるのには辛いものがありますが、元々片手で下から支えるか移動時はバッグにしまうので問題はありません。
それにこの編みこみ紐の方がだらりと革の余る往年の純正品より品良く、見た目は上品ですと自画自賛(笑
後はレンズ保護と逆光好きな私としてはフードが欲しいところですが、これも万単位ですから・・
誰かこのカメラよりも安く売ってやろう、いや都合がつけばただでやろうと言う奇特な人いませんか(笑
ちなみに適用バヨネットはⅡです(笑
今度は写真アップお願いします
いわゆる需要と供給の経済原則が働く事で、『ローライフレックスに使用するストラップはこれしかない!』となれば、売り手の言い値!
しかし、人間工夫すると言う知恵がありゃ言いなりにはなりません・・(笑
かの澤田教一もRolleiFlex2.8Cにはキャノンの皮ストラップをビニルテープでつけてました。
尚、写真は梅雨明けをお待ちください(笑