スーパーシックスで撮してみました・・・・・・PUSH-PULL

やっと現像が上がってきました、私の住む町の写真屋さんは35mmだとその日に出来るがブローニーフィルムはちと時間がかかる、現像代は35mmと同じ680円でした(これって適正価格でしょうか?)
ゲコ亭銀シャリ付きカメラ散歩に持ち出したカメラは2台、先日発表したエキザクタと今日のスプリングカメラの最高傑作と言われる独逸カールツアイスのスーパーイコンタ、なんせ1935年と言うから私より遙かにご高齢である
フィルムの大きさでカメラの名前が変わり、6X4.5がセミイコンタで6X6がスーパーシックスで6X9がスーパーイコンタと呼ぶ、と言うことでこれはSuperIkonta532/16(スーパーシックス)、重量は970gもあります、レンズは名玉カールツアイス、イエナのテッサー、80mm,F2.8
昔ケルンのオークションで買ったのだが、使いそうにないのでネットで一度売ったのだがシャッターの調子が悪く出戻りの曰く付きカメラ、写真会館のカメラ屋さんで一度修理して貰ったのだがまたダウン、ならば自分で使うしかないとゲコ亭飯付きカメラ散歩に持ち出した次第
まず重い、その分手ぶれしないと言い聞かせて出動、しばしブローニーフィルを使っていないこともあり、フイルム装着にあたふたしていたらクラブの友人に教えて貰う有様(笑)、シャッター以外は大きな問題はないのでチャージした後、レンズの下のレバーを押してシャッターを切るという裏技撮影
撮影手順はフィルム装着後に巻き上げ、シャッターチャージ、絞りとシャッター速度を合わす、小さなダイヤルでピントを合わす、シャッターを押す、また巻き上げる
撮影の時はフイルムカウンターが上手く動かなかったので裏窓に出てくるフイルムナンバーを見ながら巻き上げたら何故か7枚しか撮影出来ず、きっと6X9の表示だったのでは、普通の6X6カメラは12枚撮影出来るのですが、贅沢にも?スーパーシックスは11枚撮り
昨日カメラ本体撮影ついでにもう一度メンテナンス、自転車屋さんで買ったばかりの無溶剤の高級シリーコーンルブリカントをシャッターの付け根に、注入してからなんだかんだしていたら驚くなかれ動き出したではないか、やったー!、念のために開かなかった蛇腹のフタのボタンにも注入したらこれまた作動!巻き上げレバーと枚数カウントもすべて復帰、もっと早くやっておけば・・・凄いスプレーです
写真はフラッドヘッドスキャナーEPSON-9700GTでスキャニング、Photoshopでカラー調整しました、1935年のカメラの案配は如何でしょうか、他の写真も「PUSH-PULL」のブログにアップしていますのでごらんあれ


しかしブラブラ散歩にスーパーシックス、誰が一番マニアックなんだか!


他の数名のパイロットと共に休日をカメラを持って過ごす写真を見たことがありましたが
このスーパーシックスだったように記憶しています
PUSH-PULLさんのレンズボードを引き出すスイングテクニックが見れなくなるのは寂しいなぁ
さすがカールツァイス・テッサーです。
ドレンカイルの距離計とレンズボードを支えるたすきが古き良き
ドイツを体現してます。
mimoさんのその写真見たこと有ります。
他にはローライの2眼を持っている人もいたのでは?


よくぞそこまで見てくれました、最初の写真はみんなが先に行くので追いかけながら慌ててシャッターを切ったモノです、おまけに一番前のレバーを押すという、ぶれやすい撮影方
2枚目はしっかりホールディングしてます