効果のほどは...?な3D写真機
カテゴリを選ぶにあたって「面白カメラ」として面白いのか?「改造カメラ」って言っても改造してないし、「クラシックカメラ」というほど古くもないし、と自問自答いたしました。
N口氏のリアリストに刺激されていないこともないのですが、Gugu-ガンモ氏の「IMAX3D」評を聞いたその前日たまたま私も見ていて、それ以来3D写真には興味がわいておりました。Flickrでも元精密機械エンジニアの方が自分で開発した機材で高精度なステレオ写真を撮っているので、いずれはやってみたいと思っていたところです。
そんな折、手違いで安く競り落としたバケペンことPentax6X7が二台ありましたので、どうせなら誰もやらなさそうなことをやってみようと悪い虫が騒いだ次第でございます。
当初、三次元CADを使ってどうやって二台並べるか、からスタートしました。結構作るのが面度くさそうなシステムになってしまったので材料を買い揃えるところからやり直し、材料費3千円ぐらいでできそうなもので仕様決定。最終的な完成想像図がコレです。
一般的には人の目の間隔程度にレンズが並ぶようにセットするのが基本のようですが、どう頑張っても100mmとちょっと広めになります。広い方がステレオ感があるという説もあるのでとりあえずよし、と。遠景はもっと広い方がいい場合もあるようなので片側だけスライド可能にしました。最大で250mmまでできます。
問題はレリーズで、二台同時にシャッターが切れないと、先に切れた方の振動でもう一台が揺れてしまう可能性があったのと、被写体が動く場合タイムラグ分ずれた画像になってしまうのでできるだけ同時に切れた方がよいと。しかし新品は案外高いんですよね。
普通のレリーズを二本改造して作るつもりで堺東の某店を覗いたところ、マミヤRB67用のミラーアップケーブルがあったので値切って購入。これは元々使い道が違うのでかなりのズレが生じますが、構造が複雑でしたので改造は断念、とりあえずそのまま使ってみることにしました。
さて祝日の昨日、マンフロットのアルミ三脚に載せてさすがに車で某所へ行ってみました。人が少なくなる夕方を狙って遅めに行ったのですが、観光客の「なんやごっついカメラやな~」の声が遠くに聞こえます(笑)
フィルムが残っていたのでミノルタSR-T101と保険用のα900もバッグに入れたのでかなりの重量になりました。おかげで今日は全身筋肉痛です。
途中で一台ミラーが上がりっぱなしになるとかトラブルもありましたが、120フィルムで10枚しか撮れませんからあっという間です。なのに現像は中二日...失敗してから書くのも気がひけるので、ビューワーもまだこれからだしまずは完成のご報告まで。
出来上がりの写真が楽しみです、ご存じでしょうがレンズ間隔が100ミリだったら最適被写体距離は3.5~4m以上ということになりますね
私の場合はずっと35ミリで接写を楽しんでいました、マクロなので1台のカメラのミリ単位の横移動
マクロはこのfotoopaさんのシステムがすごいです。
http://www.flickr.com/photos/fotoopa_hs/sets/72157622681513885/
白髭さん、工作する時は材料取りで失敗すると無駄になります。その点これは仮想現実みたいな世界での現物合わせをした上で図面化できますから、極めて合理的な方法なんですね。以前のバッグもこの方法でサイズを決めてます。
ただ実際の加工が手作業なんでそこで失敗することが大半です(爆)
現像が出来るのが楽しみですね。
河内長野にはブローニーのカラーネガを30分で現像してくれる店がありますよ。
外環沿いの西友の地下のカメラ屋です。
オーナーのカメラコレクションの展示も見応えあります。
凄いですねえ、これで撮っているところを写してみたかったです。
しかし、これを作るために3D CADを使うとは・・・素晴しい!^^v
どんな画が出てくるか、楽しみですね~。^^v