手作りピンホールカメラ*****キューちゃん
手作りカメラの6月例会のテーマである、ピンホールカメラを作ってみました。といってもカメラはマミヤ645PROの壊れたボデーとレンズ部分のピンホールはシャツター羽根にポンチで穴を開けたのものです。
ボデーはミラーが上がったまま、シャツターは開いたまま、ファインダーには蓋を付けて、そこに90㎜のファインダーを乗せるべくプラスチックにアクセサリーシューをビス止めしただけの簡単なピンホールカメラです。
完成したピンホールカメラの写真

レンズ部分は、アサヒペンタ645のヘリコイドをハッセルブラッドマウントに改造したもので、ボデーキャツプに直径5㎜の穴を開けて、レンズシャツターをばらした時に不要になった羽根か゜あったので、鉄板の上でポンチを金槌で軽く叩き、両面をサンドペーパーの600番で凸面を削り「約0.15ミリだと思う」作り上げたものです。
以前に作ってあったマミヤ645にハッセルのレンズをつけるマウントを利用して完成しました。
レンズ部とマウントの写真。

フジのインスタントフイルムFP100Bのモノクロフイルムで撮影した写真です。
露出時間は5秒です。2枚撮影しましたが、何とかピンホール並みの写真が撮影出来ました。


このピンホールレンズは、ヘリコイドを利用した鏡胴ですから、ヘリコイドの伸び縮みにより、ズーム効果が僅かながらありますので、色々と撮影して楽しんで見たいと考えているところであります。
6月にはこのカメラを持参して発表することとします。
注 シャツターはありませんので、レンズを手で塞ぎながら、引き蓋を引き、数を数えて、またレンズを手で塞ぎ、引き蓋を元に戻します。手間が掛かるほど楽しいものですね。ハハハ負け惜しみかな。