初めてのミノルタ・・・・・・PUSH-PULL

jack@昼休みさんのミノルタ話をおもしろく読んでいたら、昨日突然友人がやってきてこのカメラあげると出されたのがなんとミノルタでビックリ
何せ我が家にはミノルタの1眼レフは1台もなく所有するのはこれが初めてなのであります、すぐ上の兄がオートのミノルタαを使っていたので例会で何本かレンズを購入したことがありますが、ほとんど知識はゼロに近い
さっそく
・すぐに巻き上げとシャッターを押したが何の問題も無し・・・グフ
・ピントも問題なし・・・ウヒョ
・ファインダーの露出の針がピクリとも動かず・・・ドテ・・・電池をはずしてテスターで確認したら-0.1V,手持ちのMR9は全部同じ状態で、近所の昔からあるカメラ屋へ駆け込む、電池MR9を1個1160円で購入、戻って早速電池の取り替えをすると、針はビンビン・・・ほっ
・長い間ほったらかしにされていたのか絞りリングが動かない・・・グェ・・・無理矢理力を入れると急に動き出した、少し重いが撮影には何の問題も無し・・・アチョー
・レンズを確認すべく回すがなんと堅いことか、やっとこさレンズをはずして光にかざすとカビは一切無い・・・ポケペン・・・ほんの少しキズらしき物があるがこれも問題なし
・裏蓋を開け中を点検したがスレもなくこのカメラはほとんど使われることがなかったようだ、それは外観にもいえることで非常に美しい・・・ルールールール
・残るはフィルターなのだがこれだけは今のところ外れません・・・カックン
ボディーが「minolta SR505」で、レンズが「ROKKOR 58㎜ F1.2」でした、調べたらこのSR505は1975年でミノルタSRTスーパー(1973)の改良型でSR101と一緒に発売されていました、つまりSRシリーズの最終型でありました
ちなみに販売価格はボディ49000円、レンズのMC ROKKOR-PG 58mm/F1.2は1966年発売で世間では「ロッコールの王様」「鷹の眼ロッコール」と称される銘玉と言われていたとか、ロッコールでは一番明るい
あとはカメラのクリーニングと、ミラーのホコリを除去できればほぼ元通りになると思われますので修理らしきことは何もせず(笑)、しかし問題はこのカメラに私がフイルムを入れて撮影するかどうかが非常に気がかりなのであります
・一夜明けて再度レンズを確認したらフィルターがとれない理由判明、微妙にレンズの一番前がへこんでいました、レンズには影響なし

当時の立派なカメラがこの有様は悲しいものがあり、是非にも一度はフィルムを通してください。
さも無きゃMR-9がもったいない!
またPUSH-PULLさん、200年ほど意識が飛んでます!?

何を隠そう、このSR505は田沼意次が平賀源内のエレキテルと知識を使い作らせた貴重な写真機です、新井白石の解体新書の絵もこの写真機を利用したとかしなかったとか
この後551と言う機種も出来たのですが、いつの間にか華僑の役人に盗まれてしまい、その名残が食べ物になって残っております・・・てな話はいかがかな

まさに偶然、レンズのさきっちょの微妙なへこみ以外一切問題なし、今せっせとボディを掃除しております

キヤノンFL58mmF1.2、ニューニッコール55mmF1.2はその過程で回り道したものですけど、このロッコールはデジタルでもファンが多いみたいですね。
SR-T505は75年8月発売のSRシリーズ最後。


何も知らないので調べたら、鷹の眼ロッコールって名は前期型に付けられたようですね、前期はピントリングが金属ローレット、ゴムが後期・・・これで合ってますか?
ぼけ気味のクセ玉とか・・・

