デジタルカメラの歴史*****キューちゃん
デジタルカメラの歴史
デジタルカメラの創成期
1981年にソニーが磁気記録方式による「マビカ」をしたことからはじまります。
「マビカ」は市販には至りませんでしたが、当時業界では話題となり、各社が開発を本格的にはじめました。
その後キャノンがはじめて1986年に「RC-701」を市販しましたが、システム一式で500万円で個人向けではありませんでした。
それからしばらくして私達にとって身近になったのは、1995年にカシオが発売した「QV-10」からです。しかし、当時としては定価\65.000円という破格な値段でした。この機種は、歴史に残る大ヒットモデルとなりました。
この機種が売れたのは、その場で画像が見られる、PCに保存ができるといった、フイルムカメラにない機能が珍しかったからです。でも写真愛好家からはほとんど脚光を浴びませんでした。
当時の画素数は25万画素で、ビデオカメラの画素数よりも少ないものでありました。
しかし「QV-10」をヒットさせたカシオの功績は大きく、ここから一般向けのデジカメの発売が相次ぎました。
1997年になると一般向けのデジカメにも100万画素をオーバーする機種も出始めました。にわかに写真愛好家の間で話題になったのが、オリンパスC1400Lでした。
このオリンパスC-1400Lは当時としては珍しい一眼レフスタイルで、異例とも言えるほど大型の3分の2型140万画素CCDがもたらす画像が素晴らしく、
A4サイズのプリントにも態様できるものでした。
「C―1400L」はロングセラーとなり、後に「C2500-L」「E-10」と現在のオリンパスのEシステムの基礎を造りました。
1990年代デジタル一眼レフはコダックとフジフイルムの2社が他を大きく引き離していました。特に1995年にコダックがキャノンEOS-1nのベースボデーとした「EOS-DCS1」発売価格360万円で発売していました。600万画素。
日本でもニコンと共同開発で「FUJIX DS-560」「ニコンE3」を1998年に発売価格77万円とデジタル一眼レフの地位築いていました。
ところが、1999年秋にニコンが65万円という破格な価格で「ニコンD1」APS―Cサイズ274万画素を搭載して、デジタル一眼レフとフイルムカメラのとのカメラとの差が一気に縮まりました。
しかし、キャノンもそれを黙って見ていた訳ではなく、自社で開発を進めていた、CMOSセンサーを搭載した「EOS D30」を2000年に35万8000円で発売しました。それからは主要カメラメーカーはみんなレンズ交換式デジタル一眼レフに進出して行くようになります。
2001年になるとコンパクトデジカメも300万画素が当たり前となり、価格競争も一層激しくなってきます。
2002年には国内メーカーの総出荷台数がフイルムカメラを逆転しました。
2003年秋にはキャノンが「EOS Kiss」デジタルをボデー本体の価格を12万円という、当時としては破格の価格設定で発売し、デジタル一眼レフの低価格競争に参戦しています。
参考 2000年に発売された富士ファインピックスS1 Proの価格は37万5000円 でした。
初めて発売されたコンパクトデジカメ「25万画素」4台キューちゃん所蔵

最近のコンパクトデジカメ

フジファインピックスS1-Proとコダック一眼レフタイプ


F2クラスのレンズを搭載したオリンパスの200万画素あたりのデジカメ
発売当時の定価は12万円ぐらいでしたよね。
いまやゴミ扱いです。
周辺機器(バッテリーやメディアとか)の入手不能もその一因なのでしょうけどね

次の1月例会は出席&正式参加ということで今年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます
1月例会が今から楽しみです。
ところで、1月例会から、会報発表にも高名を参じて頂きますので
ぴりりとシャッターの利いた、いや絞りの光る、いや
素敵なペンネームを決めて置いてくださいね!

ペンネームというかハンドルネームはパソ通時代からのがあるんですが、なかなか読んでもらえないので最近はシンプルにjackを名乗ることが多いです。ハックもジャックも似たようなもんなのでこれでいきたいと思います。あらためてよろしくお願いいたしまーす。
スペイン語圏ですね(^^)