M39変換リング 28㎜レンズ勢揃い***キューちゃんNO.2
大阪手作りカメラクラブ 岡 部 毅
一眼レフ用のレンズの総て?がM39のカメラに取り付けて撮影できるように考えて作成したマウント変換リングです。
一眼レフ用のレンズの殆どが、ミラーによりプリズムを通してピントを合わす関係から、フランジバックがM39のものよりも長いので、各一眼レフのレンズの間に各メーカーのマウントの中間リングを利用して、ライカやキャノン、ニッカ、レオタックス等のボデーに付ければ、重量的にもまた、形状的にも見た目にも軽快な感じがして、年齢的にも一眼レフの重さを感じるので、撮影するに当たっても、28ミリレンズの画角と焦点深度の深さを活用して、気軽にパンフォーカスによるスナップ撮影が出来るものと思い、各種のマウント変換リングを製作したものであります。
既成のアサヒPマウントのものを除き総てが手作りであります。作成の基準としては、各メーカーの一眼レフのフランジバックからM39のフランジバック「28..8ミリ」を引いた数値をそのメーカーの中間リングの一番短い「10ミリ前後」のものを使って、フランジバックの短いものは削り取り、長いものについては、中間にリングまたはワッシャー等を入れて調節することです。
今までに作成した変換リングの写真を見ていただきます。
8個のリングを作りました。最後に作ったのが、ライカR用のリングです。これはライカR用の中間リングが高価なためと、最近店頭で見かけなくなったので、レンズの後キャップが堅牢に出来ていたので、そこにライカL用のボデーキャップを貼り付けて簡単に出来上がりました。