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奈良・生駒にも春がやって来ました。今朝の散歩途中の中くらいの春を見てください。
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草むらを気をつけてみるとニョッキリと頭を出しています。ただ食べるために摘んでいく人がいますのですぐ消えてしまいます。
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いつもは小鴨しか見ないのに今日はカルガモ夫婦が泳いでいました。そろそろ巣籠もりのシーズンではないでしょうか?
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通りすがりの塀の中に咲いているコブシです。青空にきれいです。
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我が家の種から育てたアイスランド・ポピーです。育てるのが難しいんですよ。
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ずっと置きっぱなしの自転車。多分盗んできて放置したんだと思います。こういう輩が春になるとムズムズ出てくるようです。

キャノンPSG7で撮影・・・・白髭 でした。
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奈良東大寺二月堂の御水取(修二会)の行事も終わる三月十四日 面白い数字の第365回目という例会が開かれました。テーマは「ステレオカメラ」ですがもちろんいつもの通りどんな話でもOKです。このところ好調のお若い名記者たちがみんなお休みでしたのでちょっとばかりロートルの報告者となりました。文章は白髭 写真はP-Pさんでお送りします。

会長は元気に来られましたが雨が降ったせいかまだまだ寒いせいかなんと八人という大変少ない参加者でした。なお司会は今までの365回で本当に初めてというN波さんでした。ドキドキしているということでしたがなんと素晴らしく滑らかな運営の名司会でした。これからもよろしくお願いします。
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今回はなんと名古屋からの特別ゲストが来られました。「3D中部フォト・フォーラム」というステレオカメラの同好会の幹事で「伴野武雄」さんで会長や堀本さんは面識がありました。われわれ同様高齢化した十人くらいの集まりです。蛇腹のことを検索していたらわれわれのブログに行き当たり今回のテーマがステレオカメラだったので顔を出そうと志したのだそうです。
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○伴野さんが持参されたのは(重たかったでしょうなあ)ローライコード5型と5A型をそれぞれ二台連結して作ったカメラです。ただ並べただけでなくフィルム巻き上げもレンズ繰りだしも同調させた改造カメラです。ローライといえども個体差があってそれぞれ厳密に調整した上での合体だそうです。ローライ用パララックス補正の楔レンズを使った接写アタッチメントも作られているそうです。
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作例写真を見るとさすが6×6の迫力と美しさは素晴らしいものでした。またフランス製の「NIL MELIOR」というやはり6×6のカメラとデジカメのルミックスにオリンパスペンの25ミリレンズにツァイス近接用ステレオアタッチメントをとりつけたカメラでした。珍しいボレックス16ミリ用のステレオアタッチメントも持参頂きました。

大変人数の少ないときに来られて残念でした。今度メンバーが勢揃いしたときにまたご訪問されることを願っています。

○H本さんは我がクラブでは貴重なステレオ専門家となられました。今回はフジ645を二台つないでステレオカメラにしたものです。巻き上げなどは各々作動しなければなりませんがシャッターはアームとクランプで同時に押せるようになっています。なかなか見事な工作でした。
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驚いたのセミ判のステレオ用のペーパーマウントを手作りされていることです。これは手間暇かかったでしょう。手縫いのカメラケースも自作だそうです。几帳面な正確がうかがえます。

○P-Pさんはリアリストのステレオ・ビビッドというカメラを持参されました。写真の道に入ったのはステレオ写真に興味を持たれたからだそうです。その後近接写真に興味が移りニコンをスライドレールで動かして美しい花のステレオ写真を多数撮影されました。自慢の写真を飲み屋の姐ちゃんに度々見せたのですがほとんど喜んでくれなかったそうです。
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ビュアーもルーペ二つを使って自作したりしてのめり込んだのですが時代はデジタルに、デジタルのステレオはどうも金がかかるのと物作りの達成感がうすく段々とステレオの世界から遠ざかって行きました

○K林さんは目が悪くてステレオ写真は見にくいそうです。しかし機械としてのステレオカメラには興味があり持参したのはイタリア製の「デュプレックス・スーパー」というブローニーフィルムを使うカメラです。24組のステレオ写真を撮影できます。カメラとしての仕上げもデザインも大変よくできているそうです。ジャンクカメラとして一万円で手に入れたのも幸運でした。
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ステレオカメラ意外にも最近気になったニコレックスとコニカFSを持参してきました。分解してみるとどうもボデーの造りがそっくりだとのこと。コパルスクエアー1型のシャッターを初めて採用したコニカFSのボデーを参考にしてマミヤプリズマットを作ったマミヤがニコン用にニコレックスをOEM提供したというのが真相のようです。
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またヤシカの一眼レフ用レンズのヤシノン58ミリレンズがマミヤセコール58ミリレンズとレンズマウントだけちがう全く同じものだと気がつきました。両方ともトミノンが作ったのではないかということです。

○秀爺ことY田さんはいろいろステレオカメラを持っていたが売っぱらってしまったそうです。最近は多くの貴重なカメラにも触ることなくもっぱらアルコールと親しんでいる毎日だそうです。羨ましい限りではありませんか?
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○白髭はステレオには手を出したことが全くなくて仕方がないのでこの会に持ってきたことがないと思った古いライカM3を持参しました。メガネ付きのズミクロン35ミリと動かない露出計とクランク巻き戻しノブを付けています。
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ガラス戸棚に飾っているうちにグッタペルカがボロボロと落ちてきて禿げ禿げになってしまいました。革を張り替える手もありますがどうせ使うことはないのだからこのままで保存した方がいいと先生方がおっしゃっています。私が生死をかけたベトナム戦争の取材に使用してボロボロになってしまったのだということにしておきましょう。

○N波さんはステレオ写真関係にはペンタックス用ステレオレンズアダプターぐらいしか持ってないそうです。それで今回はオリンパス・エースとオリンパス・エース・Eの二台を見せて頂きました。ボデーと標準レンズだけでは値打はあまりないそうですがなんと35ミリと85ミリの交換レンズがついているのです。これは貴重なものだそうです。Eの方は露出計がついていてまだ動いています。
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レンズ三本付きなら4~5万はするのではないかと野次馬が言っていました。ライカM3に似たボデーはとてもきれいですがそれもそのはず写真は一枚も撮っていないそうです。

○H井さんはステレオには興味がないので今回は「ゴルツ社製アンゴーレフレックス」を二台持参していただきました。明治44年(1912年)ごろの一眼レフのハンドカメラです。大手札の乾板を使用します。大きなボデーですが畳むとコンパクトになり大きな弁当箱のような感じです。
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あまり出来はよくないようで内部はガタガタになっていたそうで修理に苦労されました。ファインダーは大変暗くずっしりと重いボデーです。一台はドイツのケルンでもう一台は日本で手に入れたとのこと。どんな日本人が使っていたのでしょう?

○O部会長は小さな小さなミニ・デジカメ二台を紙挟みを使って並べてステレオカメラと洒落ました。可愛い形と色が魅了します。クリップがファインダーと考えれば面白い物です。バックに画面がありませんのでパソコンに取り入れるまではどんな風に写っているかは分かりません。
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以上カメラ以外に戦艦武蔵の話とかで人数は少ないながら盛り上がった楽しい例会となりました。

その後は六人が参加していつもの飲み会になだれ込みました。始めて見る女性店員があまりにべっぴんさんだったので驚いたのはおまけでした。
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jackです。すっかりご無沙汰してしまいましたがどっこい生きております。
やっとこさ引っ越しも終わり、後は何がどこへ行ったか整理するだけ。...だけなんですが~


そんな中、例のブツがようやく届きました。ハッセルVシステムに取り付ける格安デジタルバック、というかなんちゃってデジタルバックというか。ある方は超巨大・激重なiPhoneケースだと(笑)

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これは何かといいますと、Vシステムのフィルムバックに合わせて設計された、iPhone用アダプタなのです。専用のアプリを使うことで、ハッセルのシャッターと連動して(といっても振動を拾っているだけらしい)写真を撮ることができます。

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中にはスクリーンとレデューサーレンズが入っていて、一応6×6の画角をiPhoneのカメラで取り込むことができます。周辺の落ち込みが激しいとかノイジーで画質はイマイチとか、値段の割には効果が薄い気もしますが、それでもあのハッセルのシャッター音がまた楽しめると思うととても嬉しいです。

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まだ使い慣れていないし、この日は曇りのしかも夕方だったので、できれば次回の例会までには成果を上げたいところ。

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メジロがあざ笑うかのように近くを飛び回っていたのが腹立たしい...あ、これはα7sにバリオ・ゾナー4/80-200で撮りました。夕方野外の200mm、手持ちではキツイですが1/250固定でISOオートにしていたのでとりあえずブレていませんし、使い勝手はこちらの方がはるかに上(汗)

(3/12追記)
今日は天気が良かったので昼にもう一度撮りに行ってみました。なんかまだピントが甘いような...
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時には写真の本の話でも・・・。
「林典子」というまだ三十二歳のフォトジャーナリストの「人間の尊厳」という本を読みました。すごい本です。 (岩波新書)
カメラマンとしてではなくボランティアとしてガンビアに行っているうちに写真に目覚めてその後リベリア・カンボジア・パキスタン・キルギスなどに行ってフォトジャーナリストとして活動し世界でいろんな賞を受けています。

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この本は写真集ではありませんが以前書店で「キルギスの誘拐結婚」という立派な写真集を立ち読みしたことがあります。恐ろしい話なんですがそれをものすごく美しい映像に撮影しているのが面白いのです。

誘拐されて犯人の祖母から結婚を迫られるキルギスの女性です。
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キルギスでは既婚女性の30~40パーセントが誘拐結婚しているといいます。その実情を長期間密着して取材しています。ほとんど見知らぬ男性とその兄弟家族に誘拐されて家に連れて来られその家族全員に結婚を迫られるのです。

あきらめて結婚して幸せになる女性もいますがもちろん大半は不幸な人生になります。逃げ出して成功する女性もいますが首を吊って死んでしまう女性もいます。またそんな結婚を常識として認めている国民性もあるのです。難しい問題ですが淡々と報道しています。

新聞カメラマンのようにわっと事件現場に押しかけて時間に追われながら取材してさっと引き揚げるという報道ではなくて 対象に密着して何カ月もかかって対象との知り合った上での取材ですから内容も濃いものですし彼女でなければとても出来ない仕事です。

硫酸で顔を焼かれて病院へ駆け込んできた少女です。
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パキスタンやその周辺の国では侮辱されたと思った男性が若い女性の顔に硫酸をぶっかけるという事件が多発しています。パキスタンの農家では洗剤や農薬として硫酸を使うことが多くて簡単に手に入るのだそうです。

硫酸をかけられて悲惨な顔になった女性に密着して取材しています。しかし加害者の男性は大した罪にならないのが普通なのだそうです。恐ろしい話ですが淡々と描写しているところがすごいのです。

母をHIVでなくし自身も感染している男の子と祖母です。
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カンボジアでHIVの家族に同居したりして長期間取材しています。一旦日本に返っても再びやってきてその後を取材するのです。二度目には母親が無くなっていて子供と祖母だけでなんとか生きているのです。

その場所は私が遊びに行ったカンボジアのアンコール遺跡のすぐ近くだったので驚いています。内戦で苦しんだ国にはこんな問題も残っていたのです。観光に行った自分とは大違いで恥ずかしくなりそうです。

私は図書館で借りましたが1040円と安くて薄い本ですから立ち読みも出来ます。書店を訪問した折は覗いてみることをお勧めします・・・・・白髭。
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