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第357回 大阪手作りカメラクラブ例会

jackです。3回お休みしましたので気合を入れてレポートいきます!

まずは恒例I井商店の即売会からスタート、遅れてきた人もいますが続いて発表会、司会はひでじぃY田さん。今回は会長キューちゃん以下14名プラス見学1名の参加となりました。お題は6x6判以上の大きいカメラと小さいカメラということでしたが、大きいカメラと言えばのH井さんが前の職場の同窓会?とかで欠席なのが残念。



今回は357回目ということはあと3回で360回、例会がスタートして30年ということになります。スバラシイ!これについては例会二次会の方で10月は記念例会をという話が出ましたので、次回打ち合わせることになると思います。お忘れなく...


出席簿に書いた順ということでトップバッターは白髭さんから。大きいカメラということで新聞記者時代に使用していた専用ケース入りマミヤプレス6×9、75mmレンズにポラバック装備を持参。阪神大震災の後大事件用に機材を整備したものだそうです。当時はクルマの中に暗室があり、撮ってすぐさま現像して電送で配信するということをやっていたのでそれをポラでやれるようにと考えたのですが結局ほとんど使わなかったとか。


すでにシノゴのカットフィルムは使わなくなっていたけれど、まだ高かったポラフィルムを使い放題だったとか。


続いて私、jackです。3回も休みが続きましたので5月のドイツ出張&プライベートで人妻と旅行した話から...あ、大学時代の先輩がやってるペンションに泊まってクルマで案内してもらったってだけです。不倫旅行ではありまへん(汗)

カメラは大きい&小さいデジタルカメラとして6年使ってきたα900とガシャポン改造デジカメ、小さいフィルムカメラとしてYASHICAブランドのC-シャラン(販売は香港EXEMODE、販売数限定ながらなんと1,980円)を持参。その他としてα900の後継として買ったα7sについて発表。

α900はさんざん酷使してきたのでマウントの電子接点が接触不良を起こすようになり、修理の間の代替機としてα7sにしたのですが...各種マウントアダプタが格安で手に入るいい時代になったのに加え、最大ISO感度40万9600という超高感度で、室内でも手持ちでピンホール写真が撮れてしまうというのは先日の記事の通り。結局純正のFEレンズはぜんぜん買う気にならず、もっぱらピンホールとMFオールドレンズで使っているというソニーさんにとっては困ったユーザーです。

ちゃんと三脚に据えて長時間露光するのはもちろん、ISOオート(100~409600、100以下はマニュアル設定のみ)でシャッタースピード優先とすることで長いも短いも自由自在に撮れる!ある意味デジハリ用ボディとしては最強です。


続いてK林さん。でかいカメラといえばK林さんの軍用カメラかH井さんのトロピカルカメラか。

まずプラウベルの航空カメラ、1960年台に60台だけ生産されてスゥエーデン空軍に納入されたうちの1台らしい。高高度を飛ぶ極寒の機内で分厚い手袋をはめても操作できるような作りになっている。レンズはアンチコマー100mm F3.5つき。ファインダーは100mmから600mmまで変化するもの。資料が全く無いため600mmレンズがあるのかは不明。

続いて戦前の小西六が作ったリリイというカメラ、しかもワカメのようなマークのついた、恐らく軍用のもの。ただレンズプレートにある銘がTIYOKO(jack註:千代田工機製のシャッターにはCHIYOKOではなくTIYOKO銘のものがあったようです)でレンズが六曜社製という組み合わせが不可解、いかにも軍用に企画されたものではないかという話。

その他深絞りのボディの内側奥底にハンダ付けがあるのがどうやったの?という1930年代製のミノックス、小さいカメラと言えばローライ35、そしておもちゃカメラとしてキク16、しかし珍しいI型というあたりがK林さんらしい?


お次はN川さん。ペンタックスQ7にペンタックス・オート110用のレンズを持参。18mm、24mm、50mm、70mmにズームとフルセットで持っているので取り付けられるようにアダプタを作成したとのこと。お見事!


その他ペンタ部の上にはりついているのが自分撮り用のミラーとか。最近のコンデジだと背面液晶が180度回転して自分撮り用になるものもあるんですが、これはシンプルでいいアイディアです。


続いてYASUさん。フランスのMUNDAS COLOR、16mmフィルムカメラを持参。450~500枚ぐらい撮れるそうですがフィルムが手に入らない、もし手に入れたらどうやっても撮りきれないのでどうしようと。ところがN口さん情報ではネットでフィルムが手に入るとかで、それならいっぺんやってみようか、でも現像どうしようか、と相変わらず迷っているようです。

一枚シャッター切ったら巻いてチャージして、と連写には向かない構造。

中には16mmフィルム用のロールがあるだけの非常にシンプルな構造。


続いてN波さん。おじさんからもらったというカンボワイド、アンギュロン65mmつきを持参。クイックロードフィルムが手に入った時代に10枚ほど撮ったことがあるだけで飾りになってしまっているとか。その他エンボイ65mmつきを持参。


小さい方は16mmフィルムを使うアメリカ・ユニバーサルのMinute16を持参。やはりフィルムがないので飾りになっているとか。

さらに小さいカメラストラップはヨドバシで買われたものだそうで...ケータイに付けていたら傷だらけになったという困りもの。


続いておもカメ国王・三ちゃんことI井さん。小さいカメラとしてニッカ5型モデルのシャラン、二眼レフタイプのGEMFLEXを持参。ワタシ的にはI井さんのかぶってはるキャップのロゴがえらく大きいのが気になっていたのですが...昔ツァイス社内で配られたものを持っているのですが、それは3cm角ぐらいの小さなロゴでした。どこで作ったんだろう?

ポラロイドのピンホールカメラ80。この80というのは80周年記念のもの?

その他、最近2万ほどで手に入れたというロモグラフィー・ベルエア6-12を紹介。私の持っているのは安いオールブラックのモデルですが、マスクを交換すると6×6、6×9、6×12でも撮れるという代物。90mmと58mm、それぞれに応じたファインダーが付属しますが、このファインダーがとにかく使えない!それでも軽いし、自動露出でパチパチ撮れるし、オプションの35mmバックやポラバック、ゼニット製のガラスレンズなど豊富に揃っているので若い人に人気が高いようです。バリバリの現行品ですので、欲しい方はロモのショップへ。またカメラとしての評価は『すきもの屋』のサイトに詳しいのでこちらをご覧ください。


お次はY尾さん。我が家で一番大きいカメラということでマミヤRB67を持参。1990年製最終型のSDモデルで、買ってはみたたけれど一度も使ったことがないとか...持ってこようか一晩迷って、この日を逃すと使うことはないだろうと。フィルムバックのマウント部にレボルビング機能があり、縦でも横でも本体の向きは変わらずという仕組みがとてもソソるのですが、とにかく大きく重く、しかし良く出来たカメラですねえ。

ストラップの金具はパチっとはめると回らないようになっているとか。ばけぺんやハッセルとはまた違う思想なんですね。


続いて会長・キューちゃんは大きいカメラ...の部品ということでファインダーガラスを紹介。ずっとお休みされていましたがこのところ何とか出て来れるぐらいには回復したそうです。心なしかおデコの艶がイマイチ光量不足なのは気のせいでしょうか?

そして小さいカメラとしてUSBメモリ型のトイカメとカメラ型のUSBメモリを持参。ああややこしい!



さて、お次のH本さんですが...今回発表なしだそうで。もっぱら二次会の方でブイブイ言ってらっしゃいました。



続いてOTOTO・O林さん。今回はカメラの発表はなく、USB補助電源のお話を。最近とても安くなってきたリチウムイオン充電池ですが、小型で容量が十分に多いものが安く売られており、一個5,000mAhが数百円という値段で手に入ると。

(jack註)確かに容量はそのぐらいあればケータイやスマホが2、3回充電できるんですが、パソコンのUSB端子と同じ500mAどまりの小型のものは時間がかかります。ちょっと高度なものだとUSBひと口あたりの供給電流が1A以上、iPadなどのタブレット対応品では1.5~2A確保できるものもあり、デジカメやビデオを外部バッテリーで使用する、ということもできます。

そして今回もう一つの目玉が某・上海◯屋で購入したというLEDライト。これに東急ハンズで入手したマゼンタのフィルタを合わせると、ポートレート撮影の時にほうれい線やシワの影が消えて肌も綺麗に写るとのこと。これを使って照明を下から当てて光量を調節すれば、疲れた50代サラリーマンも目にキャッチライトが入って美しく...

完成写真は先行記事の作例をどうぞ。上海◯屋は私も楽天にある通販ショップをよく利用しますが、海外メーカー製のデジタルグッズやツール、おもちゃ類など怪しくも楽しい激安商品満載のお店ですね。もちろん品質や耐久性はお値段相応、という割り切りが必要ですけれど~



続いてその後ろでスタンバっていたミモパワ・M本さん。先々週ヤフオクで落としたマミヤ6、自宅ではなく会社へ送った...というのは書いちゃって良かったんでしょうか?

このマミヤ6、フィルム押さえの圧板が差し込みではなくヒンジ式のものがついており、マスクを移動すると645で使えるというタイプ...すいません、I井さんのカメラと一緒に並んでいたので撮ったと思い込んで、カメラの写真を撮り忘れてしまいました。ジャバラに穴が空いているらしいのがちょっと残念。


続いてN口さん。ゲルツのボックス・テンゴールを持参。最終型のモデル8?は1952年~1956年のもの、ゲルツ・フロンタ―105mm F9付き。この手のボックスカメラは意外とよく写るものらしいですけど、なぜ日本ではこのタイプが普及しなかったのでしょうか...?

もう一つはミノックス判のACMEL MDをステレオ仕様にしたもの。ミノックスクラブの会報に製作記事を掲載してもらおうとしたら、ミノックスに限るとのことで一度は製作記事の掲載を断られたといういわくつきの作品。自作ビューワーで見る世界はなかなかの立体感ですけど、フォーマットが小さいだけに位置合わせが大変だとか。

その他ソニーNEX後継機のα6000でスマホアプリを使ったリモコンシャッターが可能になったので、ステレオに使えないかと思ったが無理だったという話など。

最後は今回司会のひでじぃ・Y田さん。ケルンのオークションで競り落としたというレフレックス・コレレを持参。買ったはいいが一度もフィルムを通したことのないカメラがいくつもあるうちの一つだそうで、久しぶりに出てきたと思ったらさっそくK林さんに貰われていくことになったとか...

1934年の初期型からIII型まであったそうだが、この時代のカメラにしては珍しく自動巻き止めで、赤窓で一枚目だけ位置を合わせればあとは12枚撮りきると自動的にストップする仕組み。またシャッターを切ってボタンを離せばミラーが自動復帰するなど、テッサー80mmF2.8の写りも相まってかなり人気があったらしいが、今では故障している個体が多いんだとか...

会員発表は以上、今月は先月と同じ心斎橋「テング酒場」。九人の参加で賑やかでした。
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以上、jackでした。久しぶりでちよっと書くの疲れました~日曜は忙しいので遅くなってどうもすみません。


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予報官Yです。
普段はあまり話題にならないプロストラップの話で、現在のところ私の所蔵品は4種類です。
その昔はカメラメーカーとプロ契約すれば支給され、痛めば交換で新しいものがいただけるという代物で、東京オリンピックの頃から支給されはじめたそうです。
事件現場でもこれをつけたカメラを持っていれば、中に入れてもらえたそうですが、本当ですか?白髭さん。
もちろん今では一般の市販品もありますし、IDカードが必須となっていますので昔のような「ご老公の印籠」的な使い方はできません。
2枚目の写真の幅広部分と細くなっている部分の接合部のミシン目で簡単に見分けられ、右端が①ですが、これだけがこの部分は本革製です。

まずキャノンの方は大別して(私の持っているもので)3種類あり、上から①・②・③の順番です。
①金色刺繍のもの(幅は約4cm・この部分の長さが58cm)
②金色型押し(エンボス仕上げ)のもの(幅は約4cm・この部分の長さが65cm)
③現行品で価格は3800円くらい・金色刺繍(幅は約4cm・この部分の長さが48cmと一番短い)
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次にニコンの方は幾種類もあってシリアルナンバーが記入されたものもありますが、写真のものは初代のもので幅の広い部分は78cm・全長は1m33cmもあります。
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by tedukuricamera | 2014-07-13 10:55 | 情報 | Comments(2)
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予報官Yです。
今年は東宝映画「ゴジラ」の封切り(1954年)から60周年だそうで、NHK-BSでは、9本ものゴジラ関連の映画が放映されます(毎週火曜日夜)。
そのうちの「第一作・ゴジラ」のデジタル・リマスター版が7月8日に放送されました。
当時私は小学校の2年生で、本当に怖かったと言う思い出があるのみで、その込められた深い意味までは理解しておりませんでした。
ところではじめの部分で、初めてゴジラが登場する場面では、志村享扮する動物学者が持っているカメラは標準レンズのついたたぶん「CANONのlll型かlV型/lV/sb」で、さらに報道カメラマンたちはすべて「スピグラ」の感じがして、当時のカメラ世相がわかるようです。
しかし以来60年で29作のゴジラ関連映画が制作され続けてきたというのは、すごいことです。
ちなみに真ん中でカメラを持っている俳優は「志村享(故人)」右端で顔が半分写っている女優は「河内桃子」です。
そういえば1954年といえばライカM3発売の年でしたね、言い換えれば日本のカメラ界がレンジファインダーをあきらめて一眼レフに転身した記念すべき?年となったのかもです。
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by tedukuricamera | 2014-07-11 22:54 | 情報 | Comments(2)
jackです。α7s導入後2週目突入しました。天気がすぐれないので湿った写真ばっかりです(苦)


このカメラ、非常に高感度域での動画撮影に優れているということで一気に話題となりました。しかしカメラです。静止画もちゃんと撮れてナンボです。しかしα7sは本気のオールドレンズ遊びにはもはや最強と言っても過言ではないスペックを兼ね備えているのです!

mount adapters for SONY E-mount
ということで早々にマウントアダプタが増えてしまいました。といっても1個千円台からの格安中国製で、さっそく装着できないトラブルに見舞われました。幸いにして返金に応じてくれたので、しっかりと別の店で買い直したら同じメーカーの製品(涙)...まあこちらはちゃんと装着できたので結果オーライですが。

左からソニーAマウント用(非AF)、前列M42用、ミノルタMC/MD用、後列Y/C用、そして右端がソニー純正オプションのAマウント用LA-EA3(SSM/SAMのみAF対応)。右端以外は安物。

Pixco mount adapter box
何しろ届いた時点でパッケージはこんな具合ですから、いかにも...しかし最近の安物は案外しっかりした作りになっていて、レバーなんかの作り込みはチャチでスムーズに動かなかったりしますけど、レンズ側、ボディ側ともカッチリ嵌り込んでガタツキはありません。もっともこのガタツキの無さが災いして嵌らなかったのがあったわけですけど。

MC W.Rokkor-HH 35/1.8 on A7s
例えばこちらはミノルタMC W.ROKKOR-HH 35mm/F1.8ですが、今までα900では補正レンズありのアダプタか無限の出ないヤツで使うしかなかったのが、ようやく本来の性能を発揮できるようになりました。元ミノルタ技術者の方にいただいた物なので手付かずだったものです。

OLD LENSES on A7s
開放で風景を撮ることがどれだけあるかですけど、なかなかいい感じに撮れます。

OLD LENSES on A7s
ところがF16まで絞ってしまうと、真ん中に変なオレンジ色のスポットが現れます。もちろんF5.6あたりでは問題ないのですが、こういうあたりがオールドレンズはいろいろ見え隠れするので面白いのです。

OLD LENSES on A7s
その他これはカールツァイス・イエナのMCフレクトゴン2.4/35。こちらは開放だと背景がざわつく感じになりますけど、やはりF5.6あたりまで絞るのがよろしいようで。


pinhole lens cap for A7s
もちろんこのカメラの変態的な正しい楽しみ方としては、ピンホール撮影ははずせません。以前push-pullさんが手持ちでピンホールが撮れるとおっしゃってましたが、さらに超高感度になったので、夜間でも室内でも手持ちで撮れるんです!...と!マークつけるほどの話でもないんですけど。

Pinhole Photo by A7s
今回はピンホール撮影に加え、ボディ側の機能であるピクチャーエフェクトでソフトフォーカス効果を加えてみました。何の意味があるんでしょう(笑)

Pinhole Photo by A7s
ただ...デジ針の宿命としての膨大なゴミは画素数の少ないα7sの場合けっこう目立つので、ジェットブロアは必携、さらに後処理でゴミ消ししないといけません。それでも最低ISO感度50であっても背面液晶およびファインダー像で仕上がり予想図を見ながらシャッターを切れるのは便利です。

まあ、撮った結果が見えるんなら、もう最初から撮らなくてもいいんじゃないの?って気が非常にするわけですけれどもー...
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