カテゴリ:手作りカメラ会報( 110 )

(前編より続く) [例会レポート前編はこちら]

続いてK林さん。今回も大量のカメラを持参、まずは昭和30年製の理研光学のリコレットⅡ。4桁しかないシリアルナンバーはどうも試作品らしい。ちなみに理研光学というのはリコーの前身で、元をたどれば独法として今も残る理化学研究所、その研究成果を企業化して生まれた関連会社だとか。連動距離計の前ガラスがプレパラート用とおぼしき薄いガラスにハーフミラーメッキがしてあり、分解修理する際にはこのガラスを欠けないように注意する必要がある、とはK林さんらしい考察か。


これはリコーフレックスのダイヤ、一番最初のオリジナルらしき個体。リコーの二眼レフとしては珍しい日本カメラ図鑑2つ星。1955年製にローライマジックより1年早く作られたセレン式の自動露出機。早かったのになぜかローライマジックと同じ前玉回転式なところがパチもん疑惑の原因か。


これまた珍品、はかりで有名なテラオカ製オートテラ。ぜんまいによる自動巻き上げだが非常にシャッター音が静か。しかしシャッターチャージは別にレバーがあるためロボットのような連続撮影は無理とのことだが、白髭さんは体操協会の人が達人ワザで連続撮影しているのを見たと証言。


もう一品は旧東ドイツのペンタコン製プラクチカ。なぜ今日に?というとバラしてみて分かったのが実は電子回路のプリント基板などが日本製というもの。


一緒に付いてきた右端の35-70mmのズームレンズは鏡筒に「made in Japan」の文字があるシグマ製プラクチカール。プラクチカ専用Bマウントは電気接点付きであり、これ専用に作ったものだと思うが、当時の規制に引っかからなかったのか?というのが謎。



続いて白髭さん。先日のミャンマー旅行のときのプリントを持参。


今回はベトナムのヤンゴン経由で行く格安ツアーだったけれど、前に行ったインドやカンボジアでも都市部は開けていたのに、ミャンマーは都市らしい都市もなく、しかし信仰熱心で貧しいながらも質素な暮らしぶりと女性の白塗り化粧『タナカ』が印象的だったと。日焼け止めという説もありますが、これを取ったところを見たことがないということは常用する化粧?これが美しいという価値観は国によっても違いますが、世界は広いですね~


続いてピンクのズボンが素敵(S川さん評)なYasuさん、ペトリハーフを持参。オリンパス・ペンの半年後に出たペトリハーフ、トリガー巻き上げ式でレンズの性能もよく、ちょっと上を行っていたとか。


緑の距離径窓が特徴的で、当時の広告にはトラベラーならぬトランジスタグラマー的な「トラグラ」カメラと書いてあったそうで。Sのマークのバッジの赤と緑の窓のコンビネーションがとても美しいカメラですね。発売当時の栗林写真機械製作所は倒産し、労組が存続させた栗林工業はカメラ業界から撤退したものの、いまも双眼鏡をOEM製造しているそうです。



続いて会長キューちゃん。世界に誇る日本のカメラということでお気に入りのキヤノンのパワーショットA95を持参。フィルムカメラはほとんど処分してしまって、これからはデジタルカメラの時代!とはもはや悟りの境地?先月は体調不良でお休みでしたが、お元気です!


それにしてもデジタルカメラはバッテリーが命。初期の頃のニッカド充電池は時間もかかるし稼働時間も短かったですけど、最近のリチウムイオン充電池は短時間で充電できてしかも容量が大きくなったので長く使えるようになりました。しかし液晶モニタであったりAF駆動のモーターであったり、そこそこ消費電力もあるので予備のバッテリーは必携ですね。


続いて私、jackです。「古いカメラ」という点を完全無視して最新のソニー製デジタルカメラ3台を持参。一台は発売翌月に購入して7年目に入ったα900、そして今年発売のコンデジRX100M3、同じくα7s。いずれも24-70mmのズームを搭載。その他ワンタッチで開閉できるフード一体型のキャップ、「フーキャップ」を紹介。


α900は民生機初の2000万画素超え、RX100M3は1型コンデジで初の電子式ファインダー内蔵、α7sは初のISO40万超えといずれもエポックメイキングなモデルです。いまやソニーのCMOSセンサーは他社のデジカメだけでなくスマホなどあちらこちらのメーカーでも採用されている、日本の誇る技術なのであります。しかし会社としては業績低迷でなんと無配転落...株主じゃないけど技術屋としては頑張って欲しいものです。


肝心の写りですが、α900とRX100M3はバリオゾナー銘でF2.8、α7sはバリオ・テッサー銘でF4なんですね。バリオテッサーは非常に軽く、F4通しということでコンパクトでいいのですが、やはりF2.8と比べてしまうと...ボディを先に買って後からレンズというのは初めてのパターン?




続いてN口さん。16mmフィルムを使用するマミヤ16とコーナン16、16mm用引き伸ばしレンズを持参。


コーナン16はミノルタの前身で、ボディにはoccupied Japanの刻印があるもの。非常に重たい。マミヤ16は米軍のおみやげ用に作られたものではないかと。使わないとシャッターがすぐに粘ってしまうが、油を注せば直る程度のものとか。


16mm用の引き伸ばしレンズはライカマウントになっていて、通常の引き伸ばし機に取り付けられる。非常に珍しい。


その他16mm用フィルムマガジン、無線式レリーズのステレオカメラを紹介。



最後、大トリは遅れてきたS川さん。特に持参はなし、会員発表を見て今まで使ってきたカメラを思い出して懐かしいと。


どうしても欲しくて日本橋へ買いに行ったニコンフォトミックの思い出話を披露。以前にペンタックスQ10のWズームセットに魚眼レンズを足してみたり、リコーCX3のすみれ色が気に入って購入して遊んでいたが、ここしばらく写真を撮っていなかったのでまた再開したいとのこと。


この後、恒例の例会2次会は心斎橋へ、さらにその後有志の心斎橋撮り歩きと続くのでありました。

以上、前回のレポートが残念だったのでいつもより多めにがんばりました。
来月の361回はカメラ修理工具がテーマです。さあて、旋盤かついでくるか...?(無理)


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盛り上がった飲み会の模様を追加しておきます・・・白髭。
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第360回 大阪手作りカメラクラブ例会

回を重ねること実に360回、月1回のペースで満30年となる記念すべき例会となりました。諸般の事情で記念例会はまた後日あらためて開くことになりましたが、30年続けてきたというのは会長以下、会員の皆さんの情熱以外のなにものでもありません。

参加メンバーは会長キューちゃんはじめ総勢15名、夏の暑いピークに向かってちょっと減少傾向にあったのですが、また増えてきました。司会はYasuさん、記録は私jackでお届けします。


今回のテーマは『日本のカメラ』。ざっくりとしたテーマだったせいか一人一人微妙に捉え方が違うようですが...始まり始まり!

トップバッターはお天気予報官Yさん。ほぼ無傷でフィルムを通した形跡もない新品同然という愛蔵品のニコンF3を持参。


モデル自体は一番たくさん作られたもので珍しくもないが、シリアルナンバーから1970年台に作られた、シリーズ最終型になる直前ぐらいのものとか。なかなか壊れずサービス体制も充実しており世界的に非常に評価の高かったカメラで、報道関係などではすべてこのカメラだったと白髭さんの証言。



続いてH本さん。ステレオカメラ仕立てのミノルタX70とXG-Mを持参。XG-MはX70の輸出専用モデルで見た目は同じ。


特筆すべきは専用に作られたキルティングのケース、娘さんが作ってくれたものですが、父が何か新しく買うとそれに合わせてケースを作ってくれていたのだとか。なんとも羨ましい親子関係だと会員一同、賞賛の声多数でした。


ウチの娘も父の趣味には好意的ではあるのですが、これは無理だなあ~...H本さんのドヤ顔がとてもまぶしかった!



続いてOTOTOさん。持参したのはステレオカメラでしたが...


発表はもっぱら現行のテレビで3Dが見られないというお話。そう言えばいっときこれからは3Dということで各社こぞって3Dグラス付きのテレビを展示していましたが、コンテンツが増えないまま時代は4Kに向かおうとしています。高画質な4Kでさらに3D表示可能となるとソニーの上位機種と、なぜか韓国LGの十万円台の普及機だけとのこと。


せっかくフルサイズのカメラで撮っても、その高画質を実感できるのは4Kテレビしかない!とのお説ごもっともです。AppleがMacやiOSの壁紙に採用した、北海道の青い池を撮られたケント白石氏も同じことを言ってました。「4Kだと画面上でこの本の字が読める」という作例写真、みなさん食い入るように見てましたね~
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ここで司会のYasuさんがブルーレイディスクのレンタル品が深層部のキズ(初期不良)で観られなかったエピソードを披露。DVDでもレンタルが度重なるとキズがついて観られない場合があるので、言えば返金してくれるし、ツタヤなんぞは貸出時に軽く研磨しているようです。パソコンだと強制排出できますが、デッキだとヘタすると出てこなくなるし、困ったもんですね。

うちも数年前にブルーレイデッキに買い替えたものの、ネット配信で映画を観るようになったので一度もブルーレイで観ていないという...借りに行ったり返したり面倒くさいし~


続いてN川さん、オリンパスOM-3を持参。同シリーズは全部持っているけれど、最新のOM-4Tiでさえ引き取りは二束三文になっているのにこのOM-3は高値を維持しているとか。


ただ、部品が無いためにもはや壊れたら最後、修理はできないとか。K林さんだとドナーとなる2台目を用意して直す!とのことですが、そこまでして使いたいほど使い勝手の良いモデルではないとか。


もう一点は時計の針穴を利用したペンタックスQ用のピンホールレンズ。穴自体は小さくて真円度も高いものの、Q用にボディキャップで作るとフランジバックが約3mmほどと短すぎて画質的にはイマイチだったとか。残念...


ここで一同ピンホール談義。穴はきれいでなくても写るが板厚は薄いほうがいい、穴径は小さすぎてもダメ、フランジバックも短すぎてもダメ、などなど。皆さんお好きですねえ~


続いてPUSH-PULLさん。初めて自分用として買ったニコンF3、ブツ撮り用にピントグラスを全面マットに替え、山歩きの野草撮り用にウエストレベルファインダーに替え、としたもの。


もう一台はカメラクラブに入って中古カメラ市へ行ったりするようになって買ったライカM3。会長の手ほどきで自分でグッタペルカを貼り替えたもの。


デザイナーさんが惚れ込んだというだけあって、どちらも佇まいがとても美しいカメラですね~


ここでF3用の電池が話題に。LR44だと動かないことがあるのは、本来F3はSR44を使用することになっていると。LR44は1.5Vのアルカリボタン電池、SR44は1.55Vの酸化銀電池と構造や特性、用途が違うんですね。LR44は低価格ながら使用するにつれて電圧が下がっていくのに対し、SR44は大容量で比較的最後まで電圧が安定しているという違いがあります。詳しくはパナソニックのサイトなどに説明があります。高いのにはワケがある!ということですね~


続いてN波さん。10年ぶりにスイッチを入れたら動いたというミノルタCLEを持参。残念ながらフードのゴムが劣化して割れてしまっていますが、H井さんが2個も持ってるよ、と。さすが!


古いカメラで露出計あたりだけに電池を使っているものはマニュアル設定でも使えますが、電子制御式シャッターだとそもそもシャッターが切れないものがあるので困りますね。中には電池切れになったら1/125固定で切れるとか、まったく切れないよりはいいのですが電池切れに気が付かないと後で見てアレ?なんてこともありそうですね。



続いてH井さん、最初のアマチュア向け市販カメラとして明治36年発売の「チェリー手提暗函」を持参。博物館級の珍しいものですが、改造されてしまっているとのこと。


カメラに銘板が付けられたのもこれが最初とか。乾板を使用し、このように傾けるとパタパタっと切り替わるのだそうです。


乾板を互い違いにセットするのに溝の説明が書いてある。


改造点その1、ベスト判のロールフィルムを使うためのマガジンが作ってある。材料がいかにも手作り感ありありですが、ボディの外に巻き取り用のハンドルを付けるなどうまく考えられています。ハンドルが無いのが残念。


改造点その2、カットフィルムが使えるように内枠が作ってある。フィルムホルダーも何セットか付属しているが、とても個人作とは思えない精巧なもの。どこかの工場で職人の手によって作られたのではないかとのこと。しかしいくら感度が低いと言っても、内枠の前後でピント合わせて、それからフィルムをセットして、なんて面倒くさすぎて楽しい~

引き蓋といい周りの枠の隠し釘といい、素晴らしい「作品」です。

これで撮ったらしい乾板やネガが何枚かあり、残念ながら辛うじて何を撮ったか分かる程度。こういうネガやプリントが付いているとどんな人が撮ったのか、どんな時代だったのかをうかがい知ることもできる。骨董カメラの面白いところですね~

このデザインは今でも通用するのではないかと思うんですけど...しない?

驚きなのは本体だけでなく付属品等がセットで古着市で売られていたこと。古着専門だけに売り主は価値がないと思ったのか超格安で入手できたとか。その値段なら私も欲しい!



..字数オーバーのため後半に続きます。<(_._)>
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第359回 大阪手作りカメラクラブ例会

jackです。連休中の用事やら連休明けの仕事やら、遅くなってすみません。書き始めて気がついたんですが、録音してたはずのが途中で切れていて、K林さん以降が録れてませんでした...最悪。後で書き足しますので、すみませんが適宜補足していただけるでしょうか。


さて今回も(?)やや欠席者が多かったようで、会長以下I井商店さんもお休みでしたので中古市はなし、白髭さんも法事とかで。まったりと歓談のうちに発表会の始まり始まり。

トップバッター、お天気予報官Yさん。今回のピンホールはやっていないが、前回休みだったので前回テーマの写真プリントということでかつてはかなりつぎ込んだというコンサート会場でのステージ写真を披露。



某シンガーソングライターさんのステージがばっちり。販売目的ではないのであくまで個人的な趣味として、ファンとして東京や広島まで追っかけたという。今だったら自由には撮らせてもらえないし、当時でもカメラを没収されたことがあるとか。


続いてK本さん。大きく重かったニコンD800をレンズ一式ともども売却してしまい、今はソニーのα7にソニーツァイスの24-70mm F4やマウントアダプタでオールドレンズを取り付けて愛用中とのこと。フランジバックの短いEマウントなので、ほとんどの35mmオールドレンズが取り付けられると。顔色がいいのは沖縄で焼いてきたとのこと。帽子をかぶっていたのがくっきりと...


本日お持ちのレンズはローライ35用のレンズを自作アダプタでライカMマウントに変換、それをさらにEマウントへ変換の2階建て。


続いてK林さん。いつものように大量の修理上がりの珍品カメラ、名作(迷作?)カメラ。

まずはコダックNo.2ブローニー、エバーセットシャッターを備え1/50と1/25の2速。


特に今回はカメラについていたという当時のネガと所有者のものらしき名刺を披露、一同しばし時代考証家気分を楽しむの図。




続いてN川さん。ソニーNEXをお使いだが「市販のマウントアダプタを買っておしまいというのはつまらない」と。ごもっとも...


そこで今回は黒いパトローネを加工したワンタッチフードと、ガシャポンの入れ物を流用したレンズケースを発表。ただし最近は黒いタイプはなかなか手に入らなくなってしまったとか。フタがそのままバヨネット代わりになるというアイディアはお見事です。



続いてN波さん。


続いてPUSH-PULLさん。ここまできてようやく今回のお題、ピンホール写真/カメラに則した発表として自作のピンホールレンズと作例を発表。


ソニーNEXを使うようになって、高感度で撮ればピンホール写真もすぐに見られるので便利、だけどどう違うのかと悩むことが増えたとか。確かに...


その他、ペーパークラフトのピンホールカメラを持参。よくできてますねえ~


続いてOTOTOさん。新しいカメラが出るたびに買っているけれど、前のはすぐに売ってしまうので安く買えるとのこと。まあそういう方法もあるのですね。最近だと「残価設定クレジット(残クレ)」なんてのが車だけでなくカメラでもあるそうで。売るのを前提に傷つかないようにとか気にしながら使うのって面倒です...


これが今回の新兵器、パナソニックFZ1000。単体で4K動画が撮れてしまうんだそうです。


続いてH本さん。


続いてH井さん。ピンホールは持っていないがと蛇腹カメラを4台。





続いてjackです。ひとり気を吐くピンホール3台体制。


最近メインで使っている高感度にメチャ強いソニーα7s、ISO409600まで上げられるのはもうピンホール用に設計されたとか(違う)
レンズキャップを加工したピンホールレンズはPUSH-PULLさんと同様ですが、以前α900で使っていたキリンのビール缶で作った『キリンの目』も、ちゃんとマウントアダプタで使用できます。室内でもISO12800もあれば手持ち撮影可能です。



それに加え今回の目玉は、老舗の少女漫画雑誌『なかよし』に夏休みの研究課題用としてふろくについていたピンホールカメラセット!何でなかよし?何でピンホールカメラ?フィルムの入手はどうしろと?撮った後はどうしろと?といっぱい?マークがついて買ってしまったものですが、案外ちゃんとしたピンホールシートがセットされており、フィルムを入れればちゃんと撮れそうな作りが驚きの逸品。これが予告された時は針穴愛好家の間に激震が走ったとか...ちなみにフィルムは親に頼んでネット通販で買え、現像は近所の写真屋に聞いてみろとかそれぞれ2行で簡潔にまとめられておりましたとさ。しかしこんな企画出した編集者もさることながら、OKを出した編集長もどんな人か気になる~


続いてN口さん。欲しい人がいればあげようと思って、とポラロイド仕様のピンホールホルガを持参。ポラロイドはおろかフジでさえほとんどの大型インスタントフィルムがディスコンとなってしまった今では残念ながら貰い手はなかったようで。



そしてα6000を2台連結してのステレオセット。この方は新しいカメラは2台ずつ買われるとか。



最後は司会のYASUさん。



...ということで以上、振り返ってみればピンホールは3人だけでしたね。次回のテーマは「日本のカメラ」でしたか。さあ何が出てくるか!


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大型で強い台風11号が四国の南海上を近畿東海方面に非常にゆっくりした速度で北上を続ける中、カメラに情熱を傾ける我が大阪手作りカメラクラブの第358回目の例会がいつもの南船場『大阪写真会館』で開催されました。(台風情報はこれであってますか?⇒Y尾さん)

事前の予想通りではありますが、台風襲来の最中での開催のためとりわけカメラに対する情熱と2次会での宴会にかける情熱の強い精鋭6名と土砂災害警報をものともしない会長の合計7名の参加となりました。
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いつもは騒がしい会場も7名となると少しさびしく、今月テーマの『プリント・写真』の発表では早々に終了するのではないかとの懸念から、いっそビールでも買い込んで飲みながらやろうの提案もありましたが取り急ぎいつも通りの発表の後に座談会形式をとることにしていよいよ始まりです。

冒頭、今回司会を積極的に(笑)買って出た私・yasuがK林さんの持ち時間を2時間に設定?!今回の会報レポートも致します。

今回トップバッターは、電車が止まって帰れなくなる危険性の最も高いK林さん
私は写真と言うよりもカメラにその興味の中心があり、あまり写真は撮らないという当会趣旨の正しい具現者ながら今回持参のソビエト製『キエフ10』で撮った石仏の写真を持参。
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オートで撮ったその写真は渋く、石仏のいい色合いを再現している。
それもこのキエフ10、一眼レフ方式でありながら独自の扇形メタルフォーカルプレーンシャッタを採用し、フィルム巻き戻しレバーを底面に備えながらわざわざリンケージを介してカメラ上面からフィルムを巻き上げると言う複雑怪奇?
このキエフから往年の東側 鉄のカーテンに仕切られていた当時のスポルト等の逸話を・・

次にイギリス製ぺリフレックスで写真を撮ると光漏れ盛大で全然使えず、よくよく調べるとペリフレックスの独創のペリスコープからの光漏れと判明・・なんだかなぁ
そんなイギリスカメラのもうひとつWRAYFLEX
これも一眼レフだが、現在の一眼レフのペンタプリズムに比して屈折面が一面足りない(笑
ゆえに、縦位置写真を撮ろうとカメラを水平から縦位置にすると、『なんと、上下逆さま』
まぁ要するに2眼レフの左右像反転と同じことです。
こういった、おかしな機構を作るのは決まってソビエト・ロシア・東欧メーカーと決まっていたのに、イギリスでは立派な有名メーカーが作っていることに驚きです。

お次はスイスのアルパフレックス・スイスは腕時計の部品メーカーであったピニオン製
ピニオン社とは今のピニオンギアの名称に残るピニオンです。
で、このアルパ・さすが腕時計の部品メーカー製だけあって繊細なのか良く壊れると言うがK林さんが分解した所、どうも材質は良いが組み立てなどが繊細で操作で少しでも無理をさせる事が原因なのだとの事。
ただし、セルフタイマーの故障はどうも設計上のミスがないでもないらしいが、後期モデルは改良されていると思われる。
他にスーパーバルダックスの6×6タイプのフォールディングカメラ
珍しいのは6×6なのに蛇腹は横開きであること。一瞬見たところ6×4.5カメラのようだとのこと。
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写真は手前から時計回りにペリフレックス、アルバフレックス、キエフ10、スーパーバルダックス、レイフレックス

当初持ち時間の2時間には足りなかったけど優に1時間の発表は御見事です。台風接近のためどれか1台私のところに疎開を申し出たけどあっさり却下もされて、残念!

お次はこの方もカメラと二次会にはなくてはならないH井さん
最近2ヶ月はカメラ嬲り(なぶり)は何もしていないとの事。
しかし最近安いフィルムスキャナを購入して、今までにとりためた35mmフィルム・このままではおそらくこの先見ることもない・と思われるものをデータ化
今で6000枚程でまだ300本位ある。
このデータ化したものはプリントには耐えないがテレビなどで見るには充分で、さらに暗いネガは明るく・薄いネガは濃く修整等ができて、昔の写真を見て感傷に浸ることこの上ない。

昔のまだフィルムの高かった時代に無理して36枚撮りで40枚以上撮ったり、撮ろうとしてパーフォレーションを千切る失敗したりも懐かしい。
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ここでフィルムにまつわる話題
皆さん、今はもうないAPSフィルムってどうしてます?

現像してもフィルムはパトローネの中に入ったままで、引っ張り出しても良いものか?よいよいの返事多数(笑

今回も写真を担当していただいたU田さん
トップバッターのK林さんと違うのは私はカメラより写真に興味があるのだということ。
学生当時には兄の機材(F2)を借りて花などを良く撮っていたが、花の写真は圧倒的にポジが良い。
他にはデジカメで出しのころ、それで犬写真を撮りコンクールに出したところ1等賞を取りました。
商品は10万ほどのデジカメで、すでにデジカメを持っていたのでそれは友人に格安売却した。
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今日はその繋がりで犬の写真を持参

ひげのY田さん
今日はこの大雨の為、朝から家族の送り迎えしていたが、結局自分が出かけるときは歩きで駅に向かったためぐしょぐしょと散々(涙
おそらくと創造できたので今日は前日に用意していた写真は持参せず
そのかわり、先日購入した雨でも台風でも大丈夫な防水デジカメを持参して発表

なんと先週土日に私も一緒に日本海は夕日が浦温泉に海水浴に行きました。
その時にこのカメラは触らせていただきましたが、大変に面白い。
何十万も出してニコノスをかわなくても水深15mまで大丈夫

先回はおっさん3名で行ったのでおっさんなりに水中の3匹のうつぼを撮り比べたり(笑、私が酔いに任せて云々は参加者だけの胸のうちにおしまいください。
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今度は南の島でお魚さんと友達になりたいですね。

ototoことO林さん
デジタルカメラの新製品が出るとフルサイズ以外のカメラは真っ先に買わないと気がすまないO林さん
今回はパナソニックのコンパクトデジタルカメラにかかわらず10万円もする代物を購入
これは世界初の4Kデジカメで、その動画画像はフルハイビジョンの4倍、ビットレートも普通最高でも28Mbpsですがこれは100Mbps,その為メモリにも高速書き込みが必須で、128GBのU3規格のSDメモリがなんと2万円強、
その代わりその画質は驚愕ものです。
一方静止画は羽田空港で撮った航空機もその手振れ補正機能とあいまって、高速走行でもビタッと追随して400mm最長望遠で撮った画像も小さな機体番号など鮮明に読み取れます。
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すばらしいデジタル技術に関連してレコード音源とCD音源などについても意見交換致しました。

さて、私yasu
私も雨のため写真は今回持参なし。
何もないのは寂しいので、小さなかばんに入るコンパクトなレチナ118を持参
購入時から整備して写真を撮ったことを話しましたが、きわめて普通にきれいな写真が撮れたことを説明。
しかし、70年を超える自分よりずいぶん年上のカメラであることは驚きです。
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最後は我等が会長、キューちゃん
この台風の中一番参加を危惧していたのに元気にご参加ありがとうございます。
まぁ俺にとってカメラは写真を撮る道具ではなく、カメラが目的である。要するに写真は撮らなくてもよいのである・・エヘン!
さすが会長
返す言葉がありません。
良いんです、私もカメラを触っているだけで気が落ち着きます。
だから今日は富士の大判用レンズを持参
大変きれいでこれで大判5×7をカバーする。
昔は高かったが今じゃ売りにだしても『きれいだから大事に持っていたほうが良い』と、体よく買取を拒否されると言うから悲しい限り・・会長、要らなくなったら言って下さい。大事にします(笑
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不思議といつもの通りの例会発表をこなしてみると、K林さんの持ち時間を1時間としてもいつもの時間に終了となりました。よって、座談会形式の飲み会は中止。
しかし驚いたことに参加者全員でいつもの2次会会場へ移動して、これまた盛大に盛り上がったことは言うまでもありません。

台風襲来の中、皆さんお疲れ様でした。
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第357回 大阪手作りカメラクラブ例会

jackです。3回お休みしましたので気合を入れてレポートいきます!

まずは恒例I井商店の即売会からスタート、遅れてきた人もいますが続いて発表会、司会はひでじぃY田さん。今回は会長キューちゃん以下14名プラス見学1名の参加となりました。お題は6x6判以上の大きいカメラと小さいカメラということでしたが、大きいカメラと言えばのH井さんが前の職場の同窓会?とかで欠席なのが残念。



今回は357回目ということはあと3回で360回、例会がスタートして30年ということになります。スバラシイ!これについては例会二次会の方で10月は記念例会をという話が出ましたので、次回打ち合わせることになると思います。お忘れなく...


出席簿に書いた順ということでトップバッターは白髭さんから。大きいカメラということで新聞記者時代に使用していた専用ケース入りマミヤプレス6×9、75mmレンズにポラバック装備を持参。阪神大震災の後大事件用に機材を整備したものだそうです。当時はクルマの中に暗室があり、撮ってすぐさま現像して電送で配信するということをやっていたのでそれをポラでやれるようにと考えたのですが結局ほとんど使わなかったとか。


すでにシノゴのカットフィルムは使わなくなっていたけれど、まだ高かったポラフィルムを使い放題だったとか。


続いて私、jackです。3回も休みが続きましたので5月のドイツ出張&プライベートで人妻と旅行した話から...あ、大学時代の先輩がやってるペンションに泊まってクルマで案内してもらったってだけです。不倫旅行ではありまへん(汗)

カメラは大きい&小さいデジタルカメラとして6年使ってきたα900とガシャポン改造デジカメ、小さいフィルムカメラとしてYASHICAブランドのC-シャラン(販売は香港EXEMODE、販売数限定ながらなんと1,980円)を持参。その他としてα900の後継として買ったα7sについて発表。

α900はさんざん酷使してきたのでマウントの電子接点が接触不良を起こすようになり、修理の間の代替機としてα7sにしたのですが...各種マウントアダプタが格安で手に入るいい時代になったのに加え、最大ISO感度40万9600という超高感度で、室内でも手持ちでピンホール写真が撮れてしまうというのは先日の記事の通り。結局純正のFEレンズはぜんぜん買う気にならず、もっぱらピンホールとMFオールドレンズで使っているというソニーさんにとっては困ったユーザーです。

ちゃんと三脚に据えて長時間露光するのはもちろん、ISOオート(100~409600、100以下はマニュアル設定のみ)でシャッタースピード優先とすることで長いも短いも自由自在に撮れる!ある意味デジハリ用ボディとしては最強です。


続いてK林さん。でかいカメラといえばK林さんの軍用カメラかH井さんのトロピカルカメラか。

まずプラウベルの航空カメラ、1960年台に60台だけ生産されてスゥエーデン空軍に納入されたうちの1台らしい。高高度を飛ぶ極寒の機内で分厚い手袋をはめても操作できるような作りになっている。レンズはアンチコマー100mm F3.5つき。ファインダーは100mmから600mmまで変化するもの。資料が全く無いため600mmレンズがあるのかは不明。

続いて戦前の小西六が作ったリリイというカメラ、しかもワカメのようなマークのついた、恐らく軍用のもの。ただレンズプレートにある銘がTIYOKO(jack註:千代田工機製のシャッターにはCHIYOKOではなくTIYOKO銘のものがあったようです)でレンズが六曜社製という組み合わせが不可解、いかにも軍用に企画されたものではないかという話。

その他深絞りのボディの内側奥底にハンダ付けがあるのがどうやったの?という1930年代製のミノックス、小さいカメラと言えばローライ35、そしておもちゃカメラとしてキク16、しかし珍しいI型というあたりがK林さんらしい?


お次はN川さん。ペンタックスQ7にペンタックス・オート110用のレンズを持参。18mm、24mm、50mm、70mmにズームとフルセットで持っているので取り付けられるようにアダプタを作成したとのこと。お見事!


その他ペンタ部の上にはりついているのが自分撮り用のミラーとか。最近のコンデジだと背面液晶が180度回転して自分撮り用になるものもあるんですが、これはシンプルでいいアイディアです。


続いてYASUさん。フランスのMUNDAS COLOR、16mmフィルムカメラを持参。450~500枚ぐらい撮れるそうですがフィルムが手に入らない、もし手に入れたらどうやっても撮りきれないのでどうしようと。ところがN口さん情報ではネットでフィルムが手に入るとかで、それならいっぺんやってみようか、でも現像どうしようか、と相変わらず迷っているようです。

一枚シャッター切ったら巻いてチャージして、と連写には向かない構造。

中には16mmフィルム用のロールがあるだけの非常にシンプルな構造。


続いてN波さん。おじさんからもらったというカンボワイド、アンギュロン65mmつきを持参。クイックロードフィルムが手に入った時代に10枚ほど撮ったことがあるだけで飾りになってしまっているとか。その他エンボイ65mmつきを持参。


小さい方は16mmフィルムを使うアメリカ・ユニバーサルのMinute16を持参。やはりフィルムがないので飾りになっているとか。

さらに小さいカメラストラップはヨドバシで買われたものだそうで...ケータイに付けていたら傷だらけになったという困りもの。


続いておもカメ国王・三ちゃんことI井さん。小さいカメラとしてニッカ5型モデルのシャラン、二眼レフタイプのGEMFLEXを持参。ワタシ的にはI井さんのかぶってはるキャップのロゴがえらく大きいのが気になっていたのですが...昔ツァイス社内で配られたものを持っているのですが、それは3cm角ぐらいの小さなロゴでした。どこで作ったんだろう?

ポラロイドのピンホールカメラ80。この80というのは80周年記念のもの?

その他、最近2万ほどで手に入れたというロモグラフィー・ベルエア6-12を紹介。私の持っているのは安いオールブラックのモデルですが、マスクを交換すると6×6、6×9、6×12でも撮れるという代物。90mmと58mm、それぞれに応じたファインダーが付属しますが、このファインダーがとにかく使えない!それでも軽いし、自動露出でパチパチ撮れるし、オプションの35mmバックやポラバック、ゼニット製のガラスレンズなど豊富に揃っているので若い人に人気が高いようです。バリバリの現行品ですので、欲しい方はロモのショップへ。またカメラとしての評価は『すきもの屋』のサイトに詳しいのでこちらをご覧ください。


お次はY尾さん。我が家で一番大きいカメラということでマミヤRB67を持参。1990年製最終型のSDモデルで、買ってはみたたけれど一度も使ったことがないとか...持ってこようか一晩迷って、この日を逃すと使うことはないだろうと。フィルムバックのマウント部にレボルビング機能があり、縦でも横でも本体の向きは変わらずという仕組みがとてもソソるのですが、とにかく大きく重く、しかし良く出来たカメラですねえ。

ストラップの金具はパチっとはめると回らないようになっているとか。ばけぺんやハッセルとはまた違う思想なんですね。


続いて会長・キューちゃんは大きいカメラ...の部品ということでファインダーガラスを紹介。ずっとお休みされていましたがこのところ何とか出て来れるぐらいには回復したそうです。心なしかおデコの艶がイマイチ光量不足なのは気のせいでしょうか?

そして小さいカメラとしてUSBメモリ型のトイカメとカメラ型のUSBメモリを持参。ああややこしい!



さて、お次のH本さんですが...今回発表なしだそうで。もっぱら二次会の方でブイブイ言ってらっしゃいました。



続いてOTOTO・O林さん。今回はカメラの発表はなく、USB補助電源のお話を。最近とても安くなってきたリチウムイオン充電池ですが、小型で容量が十分に多いものが安く売られており、一個5,000mAhが数百円という値段で手に入ると。

(jack註)確かに容量はそのぐらいあればケータイやスマホが2、3回充電できるんですが、パソコンのUSB端子と同じ500mAどまりの小型のものは時間がかかります。ちょっと高度なものだとUSBひと口あたりの供給電流が1A以上、iPadなどのタブレット対応品では1.5~2A確保できるものもあり、デジカメやビデオを外部バッテリーで使用する、ということもできます。

そして今回もう一つの目玉が某・上海◯屋で購入したというLEDライト。これに東急ハンズで入手したマゼンタのフィルタを合わせると、ポートレート撮影の時にほうれい線やシワの影が消えて肌も綺麗に写るとのこと。これを使って照明を下から当てて光量を調節すれば、疲れた50代サラリーマンも目にキャッチライトが入って美しく...

完成写真は先行記事の作例をどうぞ。上海◯屋は私も楽天にある通販ショップをよく利用しますが、海外メーカー製のデジタルグッズやツール、おもちゃ類など怪しくも楽しい激安商品満載のお店ですね。もちろん品質や耐久性はお値段相応、という割り切りが必要ですけれど~



続いてその後ろでスタンバっていたミモパワ・M本さん。先々週ヤフオクで落としたマミヤ6、自宅ではなく会社へ送った...というのは書いちゃって良かったんでしょうか?

このマミヤ6、フィルム押さえの圧板が差し込みではなくヒンジ式のものがついており、マスクを移動すると645で使えるというタイプ...すいません、I井さんのカメラと一緒に並んでいたので撮ったと思い込んで、カメラの写真を撮り忘れてしまいました。ジャバラに穴が空いているらしいのがちょっと残念。


続いてN口さん。ゲルツのボックス・テンゴールを持参。最終型のモデル8?は1952年~1956年のもの、ゲルツ・フロンタ―105mm F9付き。この手のボックスカメラは意外とよく写るものらしいですけど、なぜ日本ではこのタイプが普及しなかったのでしょうか...?

もう一つはミノックス判のACMEL MDをステレオ仕様にしたもの。ミノックスクラブの会報に製作記事を掲載してもらおうとしたら、ミノックスに限るとのことで一度は製作記事の掲載を断られたといういわくつきの作品。自作ビューワーで見る世界はなかなかの立体感ですけど、フォーマットが小さいだけに位置合わせが大変だとか。

その他ソニーNEX後継機のα6000でスマホアプリを使ったリモコンシャッターが可能になったので、ステレオに使えないかと思ったが無理だったという話など。

最後は今回司会のひでじぃ・Y田さん。ケルンのオークションで競り落としたというレフレックス・コレレを持参。買ったはいいが一度もフィルムを通したことのないカメラがいくつもあるうちの一つだそうで、久しぶりに出てきたと思ったらさっそくK林さんに貰われていくことになったとか...

1934年の初期型からIII型まであったそうだが、この時代のカメラにしては珍しく自動巻き止めで、赤窓で一枚目だけ位置を合わせればあとは12枚撮りきると自動的にストップする仕組み。またシャッターを切ってボタンを離せばミラーが自動復帰するなど、テッサー80mmF2.8の写りも相まってかなり人気があったらしいが、今では故障している個体が多いんだとか...

会員発表は以上、今月は先月と同じ心斎橋「テング酒場」。九人の参加で賑やかでした。
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へ...


以上、jackでした。久しぶりでちよっと書くの疲れました~日曜は忙しいので遅くなってどうもすみません。


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さてワールドカップブラジル大会も無事開催の運びとなった6月、梅雨に入ったと言うのにカラリとしています。
でおっとり刀でやってきたミモパワ突然開放を…いや会報をPUSH-PULL様より申し付かりました。写真はPUSH-PULL様担当です。
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例会と言えばやはりこれが楽しみ3チャンの出店、みなさんそれぞれに意中の品をお求めに。

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会の進行は、どうも巡がややこしくなったらしく白髭さんが担当、来月からまた順に手分けしていきましょう
先月に引き続きオブザーバーでフジ〇様がご出席です。

今月のお題はフォーカルプレーンでございます
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トップバッターはYASU氏ご持参カメラはベッサR
レンズはジュピター3 50ミリF1.5
フォーカルプレーンシャッターの究極進化のメタルフォーカルプレーンシャッターです、とご持参。
シャッター幕がメタルなのでレンジファインダーでも幕が焼けることはありません
ただ、光がメタルフォーカルの隙間を抜ける恐れがあるので先幕は二重になっています。

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K林さん、御題にあわせ持参されたのはゼニットS(ゼニットC)
このカメラ、ミモパワは大いに興味がありまして…
K林さんはこのカメラの説明のためにフェドもご持参頂き解説
ゼニットSのボディ横幅はフェドと変わりなく、ほぼ同じであろうシャッター機構を持ったままミラーボックスを組み込んでサイズが変わらないというのは
”機能が増えるんだから大っきくなっても仕方ないじゃんV”なんていう製品がたくさん居並ぶ中とてもすばらしいのでは無いでしょうか。
でこのカメラの交換レンズもミール37ミリF2.8、ヘリオス85ミリF1.5とご持参手元にはあの180ミリF2.8も在るそうですがカバンが破れそうなのでやめたとか…
これらはゼニットマウントと呼ぶのでしょうか、ねじのマウントのサイズは39ミリながらライカのL39とはフランジが異なるので注意が必要。

レニングラード
これは良く壊れるとレッテルを貼られてしまっているが、それは使う側の問題で、大概は空打ちするのが故障の原因だとか、巻き上げスプリングの力がもろにシャッター幕のリボンにかかってしまうのでくれぐれも空打ちされないようご用心と。

プラクティカVLC
こちらはメタルフォーカルプレーンのシャッター搭載の一眼レフ、結構頑丈なカメラ(シャッター)なんだとか
またこのVLCはシリーズの中で高級機でプリズム脱着可能、電気接点での絞り情報伝達でメータードファインダーも用意されていたそうな。

アルマス103
これはロシアのLOMO製のソビエト最後の一眼レフにあたり見た目がニコンF2にそっくり、書物によると104と言う機種もありこちらはメータードファインダー搭載でますますF2に瓜二つになっていくそうな。
シャッターはコパルに似たメタルフォーカルプレーンシャッターながら作りはかなりガタガタらしい…
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天気予報官Y氏はレオタックスを2台持参
ひとつは後期型になるレオタックスFV、レバー巻上げ1/1000搭載
もうひとつはレオタックスK スロー、セルフ無し1/500搭載
日本のカメラめーかーがライカに追いつこうとしながら、果たせなかったフォーカルプレーンシャッター機のオムニバスとして持参
もうひとつ、PCニッコール28ミリF3.5
シフトレンズの高いほうになり、高価ゆえ冬至はあまり売れなかった模様
保証書も未記入のきれいなものを以前に入手していたものをご持参いただきました
ニコンではオールドニッコールはAi以降のみ紹介されていて、これはデジ一にはAi以前はカメラにつけれないためだが、このPCニッコールはまったくのマニュアルレンズになるのでAi以前のレンズながら絞り伝達機構の制約が無い分デジ一にもつきます。

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PUSH-PULL氏は青春をともに駆け抜けたニコンF2を持参
もともとは兄上氏のものを借り受け使っていたらしいのだがあるとき盗難に会い、代わりとして購入
しかしそのまま手元に在るのだとか。

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オモカメ王国国王3チャン
売り物で持参されたラージフォーマットコムラー300ミリF6.3リンホフボード付きを発表
鏡銅が白いのはあまり見たことが無いそうです。
そしてオモカメ国王面目躍如、ローライ風スピーカー
ラジオかと思って買ってみたそうですが、正体はスピーカー
USB電源付きのスピーカーでした。

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白髭様は若いころ入手したキャノンⅡDが調子が悪いのでばらしてみたものの戻らなくなり
組み立てを目指しもう一台を入手手本にすべくばらしてみたところこちらも...
K林総合病院は現在万床なんだそうで...

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H井さん
初めてみる機構(シャッター秒時設定機構)のカメラをしばらくなぶっていたそうです。
フォクトレンダーのヘリアーカメラで、フォーカルと旧コンパーのダブルシャッターのカメラだそうです。
フォーカルプレーンシャッターの基本機構の解説があり、バルナックライカの2軸の意味が良くわかりました。
次はホワイトボードでレクチャーしてください。

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N氏
アーガスのレンズをEOSにつけるアダプターを作成
標準は問題ないが広角レンズはアダプターが”凹み”のためピント調節に爪楊枝が必要
EOSからさらに市販のヘリコイド付きMマウントアダプターにつけるのでそれだと問題ない。


大林氏
このブログで発表済みのピストルグリップは忘れてきました。
LUMIX FZ200にテレアダプター1.7Xを取り付け、1020ミリ相当で神戸空港の飛行機を手持ちで撮影したプリントを持参。他にもエロうらやましいプリントが...

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ひでじぃは、フランスで若いカップルから直接購入したブラックコンタックス
K林病院で完調に

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N口氏はハーフミラー利用の立体カメラ装置を自製
ひとつはミラーを投下した像を撮影、もうひとつはミラーで反射した像を撮影
それぞれのカメラの位置をずらし立体撮影、立体撮影距離のカメラ間隔をカメラの大きさを気にせず調整できるものです。
反射像は逆像ですが、デジタル処理で正像に変換するんだそうです。

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オブザーバー藤〇氏はなんとみなが驚くニッカⅢF、黒帯ニッコール5cmF2、ケースまでついて驚きのお値段でご購入。
ああ、そんな良いことが私にもいつか起こらないかなぁ...(ディズニー調で)

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N波氏はニコンS4を持参
フィルムが高くなってきて困っていますがまだまだフィルムでがんばるとのこと。
がんばりましょう!!!

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H本さん、今月もご出席!

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えー私ミモパワはY氏と重なってしまいましたが持参カメラがレオタックスT
セルフなしの1/500搭載です
レンズのヘキサーが欲しくてヤフオクで手に入れたものです。
キャップを落としたのですが根性で救出しました。

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締めはキューちゃん、自慢のシルバーライカ、グッタペルカが汚くて、なかなかきれいにはがせず、ボディシェルをなべでぐらぐら煮込んだとか
よい出汁がさぞ出たことでしょう。

え~、最近調子が上がらず、集中力も無いレポートになってしまいました。
代打ですのでご容赦くださいませ。
それ打ではまた来月~。さよなら、さよなら、さよなら。
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快晴の5月10日大阪写真会館で大阪手作りカメラの第355回例会が開催されました。
今回は急遽私yasuが書記と司会を担当し、例会写真はPUSH-PULLさんの担当でおおくりします。

まず冒頭に、約1年ぶり・・いや10ヶ月ぶりに我等がカメラクラブ心の支えである会長のキューちゃんが参加と嬉しい限りです。
心持ちほっそりとはされましたが、そのお元気そうなお顔を見た喜ばしさに当日参加の会員の皆が笑顔で言葉をかけていました。

会長曰く
『足はちゃんとついているので安心召され・・』
それでは最初にその会長から会員の皆さんにはご心配をかけたが、潰瘍性大腸炎とは難病で原因判明・治療完治とはならないもので一進一退で付き合うしかなさそうだとのこと。
しかし最近はすこぶる調子もよく来月からも例会には参加するとのことですからこれからもよろしくとのことで、拍手喝采です。

で落ち着いたところでいよいよ例会の開始ですが、今回はさらに嬉しいことに新会員となるべく2名の方の見学がありました。
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奈良から参加の大〇さんと、寝屋川から参加の藤〇さん
お二人ともこの手作りブログを見てのご参加とのことですから、今回の例会レポートも力が入ります(笑
例会後の写真会館の徘徊から2次会の宴会もご参加いただき感謝です。
大体のカメラクラブの様子もお分かりいただいたことと思いますので来月もご参加および発表をお願い致します。

さて・・
いよいよ、今回トップを切っていただいたのは、私と不運にも(笑 目が合ってしまった吉〇さん事 白髭さん
今月のお題は『おもちゃカメラ』略して『オモカメ』
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報道カメラマンの半生におもちゃカメラなどは全くの無縁・・
とは言いながら、後半生でこのクラブに入ったのが運のつき
クラブ仲間からの横流し品や、ガチャポン入手などで何だかんだでミニチュアカメラがこんなにも・・
キャノンの300mmf2.8通称『サンニッパ』の交換レンズまであるのはさすがです。

お次はおもちゃカメラじゃなくて、カメラがおもちゃと言い切るOTOTOさん
今回持参は防水デジカメ
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レモンイエローのこのカメラコンデジの部類ながら画質も十分
プールで泳いでいる女性などを撮るのには十分な防水性能に画質を備えている。
実際プールではないが撮影画像をタブレットで回覧していただきましたが、一同納得
しかし、女性を撮らせれば絶品ですねぇ  あやかりたい(笑

同じくカメラがおもちゃ派の小〇さん
今回は一応世間一般で言うところのオモカメとして『学研大人の科学』の二眼レフカメラを持参
しかしここにもこだわりがあり、開封ながら『新品・未組み立て』(笑
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これだけじゃ終わらない。
オモカメの元祖、ロシア製LOMOにローライA110は父親譲りの取説つきにローライ35・コニカ3Mはセレンもも生きており、極めつけはバンタム版のアメリカ製『バンタムスペシャル』
このバンタムスペシャルがこれまた傷へ込みもない極上品。
シリンドリカルプリズムの距離計を持ち、同じく持参のコダックエクトラを見ると古き良きアメリカそのものです。彼曰く、こんな工業生産力を持つ国に戦争を仕掛けたのは心底間違いだった・・
確かに今は大雑把そうに思うけれども、月に人を送り込んだのもこの国ですからねぇ

今回大きく話題をさらったネコカメを持参されたのは〇波さん
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曰く『家に迷い込んできたのはこの2匹の白い猫。まだ黒猫もいるとは聞いているのだが・・』なんと付属品で液晶を付けることもできることもさることながら、全くカメラとは思えない愛らしさで女性にモテそうなオモデジカメです。

お次はお天気予報官の山〇さん
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基本的にいいものをたくさん派ながら、今回はオモカメでもライカ
皮製ライカのキーホルダーに、精巧なライカM6キーホルダー   『何だもんくあっか!』

今日こそは発表お願いします、堀〇さん
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え~私は立体写真が趣味で・・
先日もスライドバーに2台のカメラをセットしたステレオ撮影用機材を持って撮影していたら、子供が寄ってきて『おっちゃんこれ何?』って感じで引っ付きまわる。なかなか離れず往生しまっせ(笑

ここでもう一人の若い方の吉〇さん事、hideじぃ
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I井さんプロデュース『ウルライカ』カバー
レンズ付フィルムに被せるカメラカバーであのラ@タにも紹介された?
だがしかし、ここが彫刻職人のhideじぃにかかるとブラック塗装で手ずれの真鍮地まで再現
おまけに軍艦には『Leico』の刻印・・そう『Leica』じゃ有りません、『レイコ』(笑

そして今回写真を担当していただいたPUSH-PULLこと上〇さん
オモカメの話より何より、先月生まれて初めて財布を無くした話
現金もさることながらカード類の再発行にクレジットなどのストップ作業が大変
皆さん、財布に何のカードを入れているかすらすら言えますか?
先日知人にそんな事を話したら、『大丈夫、全部控えてる』・・・よほど落とし慣れていると変なところで感心(笑
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てな事じゃなく、オモカメはローライミニデジ(私の先を越された・・)に愛用のトラックボールを分解整備使用したときの工具関係の話。

さて次が大御所、堀〇さん
木製の大きなカメラや金属製の四角い今身売り話が出ているハッシッシじゃなかったハッセルのカメラなどはたくさんあるが、オモカメとしては幼児用『カラトル』ギヤの音やなんだで触って子供が喜ぶ仕様のプラスチックカメラ型おもちゃ
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他には、ほらやっぱりあったハッセルの関連品(笑 いやハッセルのネームタグやピンバッジにパーレットタイプの懐中電灯など

ここらで私も
本来おもちゃカメラではなく、れっきとしたカメラなれど最近のデジタルカメラに押されてフィルム事業縮小から空シャッターを切って喜んでいるオリンパスペンFの入手話などをひとくされ、ホットシュー付のペンFなんか見たことある?
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それとローライミニデジのストラップを自作して首からかければオサレと思えども鏡に映るわれを見て『ただのおっさんやんか』(残念

いよいよオモカメ王国 国王サンちゃん事、I井さん
昔は面白いものを探して買いあさっていたが最近はそれをしなくなっていた。
しかし良くしたものでサンちゃんせずとも子供がせっせと面白そうなものを買ってきてくれるとの事。
なんかいい親子関係でうらやましい限り・・
でもサンちゃん、オモカメのことは人に譲れません。
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娘が買ってきてくれたカメラ型クリップや、カメラを印字したカップは数あれどオモカメだけを印字した珍しいカップ等
他にはホルガダイアナ様の魚眼レンズに、見えだけは良いドアスコープ改だと思われる魚眼ファインダー
これらを吹き飛ばしてくれたのが本日のI井さんのファッション
長袖の黒いロンTの胸に珍しい35mm2眼レフの『ヤルー』のプリントと思われたものは刺繍で、知り合いの方の手作りで、いやぁオサレ~
皆さんの手にとって見ていただけなくて残念です。

さてさて最後はキューちゃん
冒頭の挨拶でよいかと思っていたら『まだわしは発表しとらん』とお叱り
して発表は
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普通のカメラは光をカメラ内部に導いてフィルムに感光させるがこれは逆に光を発する。
まぁ要するにシャッター押せばレンズが光るっていうおもちゃカメラでした。
それより何より当日不参加の会員の皆さんにキューちゃんの元気な顔をごらんいただければ幸いです。

また来月もキューちゃん節でバシバシ盛り上げていきましょう。
この後は、いつもの2次会に行ったことは言うまでもありません、尚キューちゃんも参加で『酒とカメラなくて何が人生ぞ』でした・・
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第354回 大阪手作りカメラクラブ例会
春なのになぜか11名と少ない参加者でした。残念ながら岡部会長は今回も欠席ということです。順調な身体の回復を会員全員が願っています。早く元気になってお顔を見せてくださいね。

今回のテーマは「レンズシャッター」という漠然としたものですがなあに何でもいいのです。カメラについてもしくは何の話題でもいいから楽しい会になればいいのでしょう。

いつものJACKさんがお休みなので拙いながら私「白髭」がライターを「P-P」さんがカメラマンを勤めました。任されたからには勝手気ままに書いていきますので自分のことに関して不満な方は適当に修整してください。
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まずH本さん。持参するカメラはありません。ステレオに凝っていて今ステレオ用のフィルム・マウントを手作りしているとのことです。お顔の色つやもよくお元気そうなのが何よりです。

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O林さんも持参カメラはなし。自宅が34年も経ってあちこちガタが来て修理の時期となり屋根と壁と台所を修理した話で盛り上がりました。屋根は業者施工ですが壁など外壁は1ヶ月かけて素人施工しました、内装ではシステムキッチン本体のみ入手し日曜大工の腕で電気・水道工事をこなしてなんと超格安で電動天袋、電動食洗機なども付いた最新式キッチンになり奥様も大喜びだそうです。

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M本さんが持参したのはまず愛用したオリンパス35ECR。次にアグファカラート・ゾラゴン50ミリF2レンズつきです。距離計は上下分離式で胴体はXのたすきがついた蛇腹式で沈胴すると小さくなります。ピカピカのケースが付いているのはボデーにアイレット(吊り環)がないので首から下げるにはどうしても必要だからだそうです。ユニークで楽しいカメラです。

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ひでじいさんが持参したのは国産ライカM3のアイレス353B、コーラル45ミリF3.2レンズつきです。当時としては画期的な見やすいブライトフレームのファインダーでした。またウエルミー35M3はテリオノン45みりF3.5付きのお気に入りのカメラです。ヘリコイドを動かすのにレンズ横のダイヤルを回すという面白い機能でアルバダフレームのファインダーも見やすいものです。消費税値上げのせいか三月中は仕事が物凄く忙しかったせいで稼ぎもよかったが四月からはひまで仕方がなくついつい呑みすぎてしまうとのこと。会社の前でいつも休憩する宅急便の運転手の話ではトイレット・ペーパーやおしめなどを大箱何十個という単位で買う人がいて驚きだそうです。

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P-Pさんが持参したのはミラーレスカメラ用に改造したのでレンズシャッターレンズの不要になったシャッター部分です。分解したのはいいがもとには戻らないのはいつものことのようです。そのほかユニークな巻き上げスタイルとレンズフードですっぽりボデーを収納してしまうヴェラです。グリーンのきれいな可愛いカメラでした。コダック・ベビー・ブローニーという初期のボックスカメラも珍しいものでした。

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H井さんはすごい古典カメラコレクターですがレンズシャッターのカメラは一台も持っていないとのこと。しかしシャッターに関してはすごいコレクションを持参しました。古いカメラに使われていた単独シャッター9種類で現在のシャッターの基本形となるものばかりです。重力を利用したギロチンシャッターや空気ポンプ式のもの バネ利用のはもちろん輪ゴムを利用したものと珍品揃いでした。いずれもいろんなレンズに取り付けるものです。

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N波さんはパクセッテ・レフレックスというレンズシャッター式一眼レフを披露してくれました。一眼レフ用レンズシャッターとは究極に複雑な機構で私は日本製のものを何台かばらしてみましたがついに一台も元に戻りませんでした。ドイツ製でウルトラリットレンズつきです。もちろんダハプリズムファインダーの近代的なものですがクイックリターン・ミラーではありません。ファインダーを覗くとスプリットイメージ距離計は大変明るく合せやすいのですが大きな太く黒いサークルが日本製カメラでは見ないもので驚きです。

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N川さんは最近ソニーNEXカメラに凝っていていろんなレンズをNEXマウントに変換しているようです。今回は本体のオリンパス・トリップ35とそのDズイコー40ミリF2.8レンズを改造してNEXマウントにしたものを見せていただきました。無限遠を出すのが難しくほんの何ミリかの具合でうまくいったりいかなかったりするそうで。フィルムでしか撮影でしか出来なかったレンズの味をデジタルで簡単に味わえるというのが楽しそうです。

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自称白髭という髭なし男が持参したのは若いころ常に持参して愛用したオリンパスカメラ三台です。まずオリンパスワイドスーパーはズイコー35ミリF2の当時としては非常に明るいワイドレンズ付きのブライトフレームファインダーのなかなかの高級カメラでした。もちろん中古で購入してそれに黒エナメルで塗ったくってカルティエ・ブレッソンばりのスナップ写真を狙ったものです。二台目はそのミニ版のオリンパスペンDズイコー32ミリF1.9と明るいレンズと露出計が付いたペンのなかでは高級機でした。ハーフサイズで小さく明るいレンズで持ち歩くには便利でした。これも黒く塗ったくってあります。三台目はオリンパス・ミュー・ズームで35~70ミリズームレンズがついて当時流行のレンズバリアー式でした。オートフォーカス自動巻き上げにストロボも付いてそっくり最新式の機能満載でしたがもう使いこなす楽しみはなくなりました。もう一台持参したのはテーマに関係のないミニデジビデオの小型カメラでマイクロSDメモリーを使用しています。何とこれが1600円でネット販売されていたのでついつい買ってしまったのです。これがまたよく写るのです。ただ変に持ち歩くと盗撮者と間違えられる恐れがあるのが恐ろしいところです。難点は画角が狭く室内では部分的にしか写らないことです。

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近代カメラコレクターのY尾さんが持参したのはこれぞレンズシャッター中のレンズシャッターレンズ ハッセルブラード用のシンクロコンパーつきディスタゴン50ミリF4とゾナー150ミリF4レンズです。まあ本当にピカピカのきれいなレンズで当時は途方もない値段だったでしょうがいまでも相当高価なことには違いありません。ついつい意地悪な私はこれでどんな写真を撮影しますかと聞いてしまいます。返答は「全く使いません。保湿ケースのなかに保存してあります」とのことです。日本の自衛権のように持ってはいても使わないとのことです。これは私みたいな貧乏性のカメラマンとは違って正統派のカメラコレクターの矜持を見せられて益々尊敬する次第です。

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本日の司会を勤めて頂いた梶本さんは奥様を亡くされて四年をすぎ大きな声でしゃべるのは難しくなってきたとのことですがなんのなんのしっかりしたお声でスムーズな司会助かりました。これからもよろしくお願いする次第です。残念ながら持参のカメラはありませんでした。今はカメラそのものより最近手にいれたフルサイズ・ミラーレスカメラの最高級機ソニーα7で撮影に専念しておられるようです。そのうち素晴らしい作品を見せていただけると楽しみにしています。

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例会後の飲み会には五人が参加。初めての店に入ってちょっと問題がありましたがまあまあリーズナブルでした。その店の前での酔っぱらい共です。

以上不肖白髭が独断と偏見で書き上げた例会レポートでした。ご自分の紹介に不満のある方は自由に訂正していただいて結構です。新しい会員を獲得するためにはまずこのブログを楽しく面白いものにするのが一番だと思います。会員の皆さまもどんどんブログアップして頂くとかせめてコメントぐらいは書き込んでいただければ幸いです。このブログを盛り上げましょう!!!
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第353回 大阪手作りカメラクラブ例会


今回のテーマは3D、ステレオカメラやら立体写真やらと関西3Dとかけもちでかなりアクティブな方が多いこのクラブ。期待しつつの出席でしたが季節がらなのか?残念なことに今回欠席者が多かったので、とりあえず雰囲気だけダイジェストでお届けします。

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今回も記録はjackです...仕事やら納税やら写真展の準備やら、いろいろと忙しくてと言い訳ばかりで申し訳ないですが個々の発表内容については割愛させていただきます。
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第352回 大阪手作りカメラクラブ例会

全国的に大雪に見舞われた2月8日、いつもとほとんど変わらぬメンバー14名が大阪写真会館に集結しました。残念ながら会長キューちゃんは体調不良が続き今月も欠席、司会はS川さん、記録はjackでした。

まずはI井商店ご提供のジャンク即売会よりスタート。概して小粒ながらなかなかのレアアイテムぞろいでした。

会員発表の今回のテーマはデジタルカメラ、銀塩生活の長いメンバーも最近ではすっかりオールドレンズ遊び用にミラーレスの組み合わせが定番となり...

軽いし便利だし、まあそれは仕方がないところではあるものの「手作りカメラ」を冠する会だけに手作りグッズの発表がかなり減っているのはちょっと残念なところ。写真は撮ってもレポート少なめな事情は推して知るべし!いやマジで頼んます。


トップバッターは私、jackです。
もはや改造MFレンズでしか使っていないSONY α900を持参。
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その後継?であるα99と中身同じらしいハッセルブラッドHVが発表されたのは微妙であると。同じレンズ持ってますけどケースにバッテリー2個でトータル120万は高すぎないか...などなど。自作はどこいった?


二番手、おもカメ国王三ちゃん。
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ファインダー視野がとても綺麗に見えるセサミストリート・エルモのトイデジ、かつて手カメ会員を狂喜乱舞させたバービー人形トイデジほかいろいろを持参。


続いて修理名人・K林さん。

デジカメはこれしか、というローライ仕様のミニデジを持参。
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その他見るも無残な汚れ方をしていたカメラを見違えるような美品に再生したものを持参。お見事です!
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お次はK原さん。
やはりミラーレスカメラに注目しておられるとか。
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最後発のニコンがどのようなモデルを出してくるか気になるそうです。


続いて白髭さん。
最近お気に入りのキヤノンG15を持参。
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暗い場所でも撮れるとのことで二次会後の心斎橋でも活躍。


続いてN川さん。
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ブログにも時々アップされていますが、改造レンズのベースとして使用しているSONY NEX用のヘリコイド内蔵近接アダプタ、香港製とコシナ製の二種を持参。


続いてN波さん。
まずはトワイライトエクスプレスを撮ってきた話を披露。
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最近は須磨海岸を散歩する時にひろい集めた流木でオブジェを作っているとか。これは魚、これは犬と言われれば確かにそうとしか見えない!お見事です。
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お次はH井さん。
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以前はコンパクトカメラしか使っていないと言われていたH井さんも、最近はミラーレスをご愛用だそうで、今回もCONTAX G用レンズと大判用レンズを持参。換算1,200mmにもなるそうです。
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その他、ライカ用顕微鏡アダプター、進駐軍のブリキ缶で作ったのではないかと思われる昭和23年のメイカイフレックスを持参。


続いてやまひらさん。
久しぶりに参加されましたが、3月まで日曜出勤が続くとか...
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ペンタックス用85mmレンズを持参。

お次はM本さん。
最近デジカメも買ってないしということでライカM3を持参。
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この発表の直前、N川さんのヘリコイドアダプタにレンズをつけてみようとして変換リングが外れなくなり、慌てる一幕も。


続いてPUSH-PULLさん。
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以前にも持参したトイデジ、ファインダーもなければカウンターもないといういさぎよさ!
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その他ブログに書かれていたヤシカ・エレクトロ35のレンズを改造した話など。ところでフルサイズのニコンDfが気になっているとか...乞うご期待。


お次はO林さん。
ビクターJVCの高倍率ズーム機を持参。
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残念ながら不人気で?ディスコンになってしまったが動画撮影性能は大変素晴らしい。だけどものすごく使いにくくてマニアにしか売れなかったのが残念とのこと。うーん...そのへんがビデオ屋さんの設計か。その他パナソニックのFZ200を紹介。35mm換算で28mmから600mmまでF2.8通しと他に類を見ない超豪華仕様。


続いてN口さん。
来月のテーマと勘違いしたとのことでビューマスターのステレオカメラを2台持参。
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1台は巻き送りと巻き戻しでレンズが上下にスライドし、もう1台は斜めに2コマが配置されており、いずれもほぼ無駄なくフィルムを使い切ることができる設計が素晴らしいですねえ。
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お次は用事で遅れて来られたひでじぃさん。
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いろいろとコンデジやミラーレスも買ってみたけれど、気になるのは本日の二次会がどこか?ということだそうで(笑)


最後は司会のS川さん。
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ペンタックスQ10のレンズキット2本付きとフィッシュアイをセットで買われたとのこと。マニュアルでピントを合わせて撮るのが楽しいそうです。


例会後はお決まりのカメラ店巡回コースを周り二次会へ。先月に続き心斎橋近辺のお店を探索、ということで前回と同じビルの1階にある『九州だんじ 心斎橋店』へ行ってみました。早い時間だとバイトの若くてかわいい女の子がいるようで、みなさん大変盛り上がってペースも上がっておりました。980円の飲み放題+料理もほぼ全品280円でそこそこ美味しいし、それでいてお会計はたったの◯◯円!心斎橋恐るべし...さて来月はどこに?

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追記:このとき注文したのは・・・・PUSH-PULL記
付きだし・造り三種守・枝豆・チャンジャ・ミミガー・レモンステーキ・ささみセンベイ・塩だれキャベツ・焼き餃子・ささみ梅しそチーズ揚げ・胡麻もつ鍋+ラーメン、付きだし以外は全て二人前
飲み物は全部で43杯でございました、飲み放題は充分ペイしましたな

※大阪手作りカメラクラブでは手作りはもちろん、カメラ談義を楽しむのが好きな方をお待ちしております。冷やかし、見学歓迎!いちげんさんもぜひどうぞ。毎月第2土曜、大阪写真会館5階会議室で1時から集まっています。
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