カテゴリ:暗室分科会( 3 )

jackです。暗室分科会、久しぶりのネタです...

以前から70mmフィルムを使うべく、パターソンのリールを改造したりしていましたが、件のeBayをたまたま覗いたところ忘れた頃に70mmフィルム用のリールを発見してしまいました。しかも4つ!

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1つじゃ送料がほとんどになってしまうため、とりあえず2つゲット。2週間ほどして今日届いたのですが...これを入れるタンクをどうしたものか。暗室がないので、なんとか手探りでもダークバッグ内でリールに巻けたとしてこのリールを入れるのに適当なものは...?アイディア募集中でーす!


...しかしあるところにはまだあるもんなんですねえ~

ちなみにフィルムは航空用のモノクロ150フィート巻からキャニスターに詰めます。他にポートラ160の150フィート巻きもあるんです...あるところにはあるもんです(汗)
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jackです。そういうことで70mm航空写真用フィルムを現像してみました。

development of 70mm film

まずは入れ知恵していただいた某氏作のリールを参考に、POM材のカスタムパーツを旋盤で自作。これならブローニーの現像も70mmフィルムの現像も自在、クイックローディングも可能です...かなりもたつきますのでクイックではないですけれど。

development of 70mm film

このパーツをリールにぶっ挿して、

development of 70mm film

軸をセットすると10mmほど幅が広がって70mmフィルムが入るようになります。樹脂同士がゼロ公差でガッチリはまっているのでガタツキ、滑りはありません。

development of 70mm film

タンクはブローニー用なら元々深さがあるので、少々薬品の量を増やすだけで対応できます。今回はたまたまT-MAXディベロッパーの1:4希釈液が作ってあったので、現像時間は22℃で6分程度にしてみました。

結果はご覧のとおり。比較のためトライXでも撮ってみましたけど、トライXが若干軟調になっているのに対してダブルXはコントラスト高めな印象です。大仙公園内の日本庭園ですが行きはダブルX、帰りに逆順で同じポイントでトライXで撮ったので厳密には同じ条件ではありません。

Kodak Double-X 2405 vs 400TX

Kodak Double-X 2405 vs 400TX

しかし問題はせっかくの150フィート=45.7mのフィルムもこのリールではせいぜい1.6mぐらいしか巻けませんから、こんなめんどくさいことしないで素直に220で撮ればいいのに、ということ...まあそれを言っちゃおしまいなんですが。

山があるから登るのです!
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...とびっくりされたのでネタとしては面白いのではないかとアップします。


さる筋では昔から知られていたようですが、コーヒーには写真用現像液に使われるハイドロキノンが含まれており、コーヒーでフィルム現像ができてしまうとのことでした。他にもL-アスコルビン酸、要するにビタミンCでも現像ができると...ほーお、面白いっ!(ちょっとGammoさん調)ということでやってみました。


材料(ここのサイトにあるレシピを参考にしました) ※現像液1Lあたりの必要量です

・重曹を焼いたもの(無水炭酸ナトリウム) 54g/L
・ビタミン-C粉末(サプリメントのC1000なんとかでもいいらしい) 16g/L
・ブロムカリ(臭化カリウム) 1g/L
・インスタントコーヒー(安い物でOK) 40g/L

重曹は安いはずですが元々近所のスーパーで掃除用に買ったのが台所にありましたので値段不明。ビタミンC粉末は心斎橋のダイコクドラッグで100g990円。インスタントコーヒーはダイエー・トップバリュで200g390円。ブロムカリだけ写真用薬品として千日前ビックカメラで買ったもので50g330円です。これでしこたま作れそうなのでコスト的にはかなり安い!

これを順に水に溶かして、20℃にしたもので15分、攪拌現像します。実際には1Lも作らずいきなり必要最低量290mlにしましたが結構水の温度高めでしたので氷水で冷やして22℃で14分としました。

結果はこのように、極めてフツーに現像できてしまいました。撮影時にY2フィルターをつけていたので元々コントラスト高めのようです。カメラ/フィルムはミノルタX-700にW.ROKKOR-HH 35mm F1.8、フジPRESTO400(Gammoさんからのいただきモノ最後の一本)です。

Caffenol #1

Caffenol #2

Caffenol #7


定着は普通にフジのスーパーフジフィックスを使いましたが、海水でもできるらしいので改めて挑戦したいと思います。ありきたりのフィルム現像に飽きたら、ぜひ!
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