「続々 CAMERA事始め」・・・・・・PUSH-PULL

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講演会
手作りの例会で戴いたチケットを行使すべく尼崎へ、予報では天気はあまり良くなかったのだが日曜の午後チャリで参上、予報は見事に外れ良い天気

尼崎総合文化センターには毎年来ているような気がするのだが、チャリで来るのは初めてである、会場に来てビックリしたのは先に戴いていた「CAMERA事始め」のパンフが有料だったこと、A野さんありがとうございます

昨日見に行ったのはチケットに午後2時からの講演会が記載されていたこともある、まず上野彦馬賞と言う九州産業大学のフォトコンテストの写真をみる、申し訳ないがこのコンテストの存在すら知らなかったのだが大学が写真コンクールを主催しているとは驚きでもある

d0138130_834424.jpgところが入選作費のレベルは高く、月刊の写真誌よりもずっと見ていて楽しい、勿論本という制約を離れ生写真と言うこともあるが写真そのものが面白いのだ、特に高校生中学生部門が生き生きとしていて楽しませてくれた

中高生部門の一等賞の雨上がりの写真も良いが、同じ部門の毎日新聞社賞「今日はいいことあるかも」の写真がクラシカルで絵画的で大好きである、左に無断で転載した、みんな上手いなあ〜!

コンテストなのに入選が沖縄と中国の人が目立ったが、多分に指導者の関係では無かろうか

このブログに2日続きでもう一つの特別企画展「CAMERA事始め」が書かれているがその3回目(会場写真は2日前をご覧ください)、色々なカメラが種類別にケースに収まっているのは良いがカメラの説明が一切無い、カメラに詳しい人ならそれはそれで知っているカメラだし、カメラに詳しくない人ならこれまた問題では無かろうか

せっかくこれだけカメラを集めてきたのなら、時代とメーカーとカメラの特性など一言ぐらい書き添えて欲しかった、これだったらまさに借りてきて置いただけ、クラシックのカメラ屋さんと同じでは企画展の意味がないのでは、時間がなかったのか費用がなかったのか知らないが非常に残念である、パンフの方にはかろうじてカメラの国名と年代だけは記さされてはいたが・・・

さて楽しみにしていた、上の写真の東野進(からくり細工人・夢からくり座座長)の講演会、会場に入ると肌着の上に作務衣らしき服を着た「らしくないおっチャン」が前の机のところで資料調べをしている、なんだかやばそうな雰囲気である

始まるとやはり期待を裏切らずやばかった、のっけから何の前ふりも何の話かの説明もなく知らない個人名と固有名詞、最初何の話をしているのか見当も付かない、こんな講演会は初めてで解りやすく言えばまるで知らない分野の講演会の途中で飛び込んだ感じ

どうも話は今日の特別展の目玉カメラである古典カメラの「堆朱カメラ」の箱の装飾の話らしい、つまりの漆の仕上げは塗り重ねる堆朱では無く型どりした堆錦と呼ばれる技法で日本に3台しか残っていなくて・・・じっと聞いていると基本は個人的な話ばかりでいかに自分が日本のカメラと写真を発掘してきたか・・・安く仕入れとんでもない高価格で売りさばいたか云々

カメラそのもののレンズの説明もなければピントなどどうして撮影するかも一切無い、途中で抜け出そうかと思ったのだがあいにく一番前に座ってしまっていてそこまでの勇気はない

東野氏の事をよく知らなかったがからくり人形制作の第一人者とか、収集と制作を続ける間に古美術と工芸に詳しくなり色々と収集する間にカメラと写真に出会ったと思われる、彼が発掘したカメラや写真が多数博物館に展示されているとか

せっかく用意されていたオーバーヘッドプロジェクターもまともに使うこともなく、時々写す写真は横向きだったり逆さだったり、一杯持ち込まれた資料も殆ど出番無し、結局カメラの装飾の拓本がいかに素晴らしく自分の所蔵するカメラと今回展示された「堆朱カメラ」が同じ人が作ったというこれまた自慢に聞こえる話で終わってしまった

明治以後の日本工芸の海外流出の話も美術と工芸の全体的な説明が一切無く、どこどこの誰々が何をしたと私すら知らないミクロの話で終始する

また説明で使われた古典カメラの装飾柄も拓本を取るならデジタルで撮影したほうが痛む危険もなく、デジタル処理してスクリーンに映せば、どれほどカラフルで解りやすいのでは、と人の講演まで頭の中で口出すありさまで・・・疲れました、文章も長くて済みません
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by tedukuricamera | 2009-06-22 08:11 | 情報 | Comments(4)
Commented by 白髭 at 2009-06-22 11:09 x
展示されていた堆朱カメラはただの箱でからくりとは程遠かったですね。堆朱の部分のみの話では面白くないでしょう。
Commented by ひでじぃ at 2009-06-22 12:22 x
東野氏は近所に住んでいて、一度飲んでいろんな話を聞きましたが、やはり、いかに上手く、安く手に入れてそれがどんだけ儲けを出したかの話ばっかりでした。からくり人形の展示公演会のときと
普段の近所の飲み屋とではコロッと違いガラがよくありませんねー。
きつめに書きましたがそんな商売のおっちゃんですね。
Commented by PUSH-PULL at 2009-06-22 13:18 x
漆だけの話でも、もう少し技術的な事だったら嫌いな話ではないのですが、それも無し(笑)

ひでじぃさんがご近所で飲んだことがあるとはビックリです、きっと疲れたのではないでしょうか
今日のブログ、私の方も失礼にならないようにかなり優しく書いたつもりです、買い取りの金額から売ったときの金額までかなり具体的に話をされていた、カメラの話を聞きに行ったのではなくまさに骨董品の商売の話でした
Commented by キューちゃん at 2009-06-22 15:16 x
確かにケースの中にはカメラ名とか何にも書いていなかったけれど、パンフレットにはカメラ名もちゃんと書いてありましたよ。あの展覧会を見に行く人は確かにカメラのことを良く知った人たちでしょうね。これ皮肉とはちゃいまっせ。