第19回 好きやねん大阪カメラ倶楽部 例会報告 今月のテーマ 写真自慢、思い出のカメラ
K林氏
コンタックスⅠバージョン7 テッサ―2.8/50
思い出のカメラで持参しました、以前の勤め先に仕入れに来られていたカメラ店の社長から、欲しいと言っていたよねと紹介されたのがこのカメラ。
シャッターが故障していたのだが自分で修理、これがカメラにはまるきっかけとなったカカメラです。
フォカ ユニバーサル オプラー2.8/50
フォカユニバーサルのファーストロット品、と言うのも直前のフォカスリースターのプレートの位置にユニバーサルのプレートがある、
よく目にするユニバーサルはこのプレートがもっと右側に取り付けられています。
フォカ スリースター オプラー3.5/50
比較用に持ってきました。今井商店で入手、きれいな一台です。
ワルツ エンボイ M35 Sコミナー1.9/48
ワルツでは一番の大玉が付いていますフィルム巻き戻しクランクの仕掛けが面白いカメラです。
ミノルチナS ロッコールQF1.8/40
ブラック仕上げだが、ブラックと言うかグレーに近いというか、また塗装でもなくメッキ仕上げか?ガンメタっぽい?結構きれいなカメラです。
オモカメ王国 国王3ちゃん
ウェルタ パーフェクタ セミ版 コンパ―付き トリオプランF3.5
不思議なことに、一度パーフェクタが紹介されると続いて出てくるようです。
NOCOフレックス メーカー不明 6X6判
作りがしっかりしているチェコ製か?
中国販売用 双眼鏡 中国ネーム?入り
自慢ではないですが関西でも歴史のある写真クラブに所属し、コンテストにも応募
ミノルタカメラの賞とか、イタリアミラノの銀賞など貰ったことがある。と言ってもメダルがないと証明できないところ、メダルが出てきました。クラブ内のメンバーより倶楽部外の人たちから面白い写真だとよく言われています。
メンバーとして名前を連ねている関西写真家たちの軌跡、ミニアアルバムを持参しましたのでご覧ください。
yasu氏
ソニーサイバーショットU
200万画素 7月例会で今商用店で本体200円で購入、小さくかわいいカメラでネックレスとすればしゃれていると購入、しかしやはりカメラ、写せるものなら写したい。
メモリースティック3000円なり、充電式単4型2本と充電器2500円なりを別途購入。
これにより撮影可能体制となり撮影したものを持参しました。
ローライフレックス3.5E
ローライにストラップを取り付けるための、社外品汎用カニ爪を発見購入し、ギター用ストラップのような刺繍ストラップと組み合わせおしゃれに仕上げました。
3DCAM氏
皆さん方の中には、“そろそろ額縁写真を“とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
残す写真は少しでもよく見せたいというのが人情、そんな思いでコードⅣのレンズを組み替えてみました。
1950年代のグラビアを飾ったのは、トリオター付きのコードⅡ&Ⅲが圧倒的に多かったそうです。その理由はレンズで3枚玉ながら人物を写した際の“繊細な描写とまろやかさ”が人気の秘密だったようです。描写が硬いテッサ―付きは集合写真以外では敬遠されたみたいです。
コードⅣ型は、Ⅱ&Ⅲ型に比べ2重撮り防止、シャッターチャージレバーの自動戻り、巻き上げフィーリングなどが格段に改良されています。ただしコードⅣ型はF3.5クセナー付きのみで3.5トリオター付きはありません。
そこで、コードⅣ型にF3.5トリオターを付けれればポートレート向きのカメラができるのではないかと思い即実行!
トリオター付きのコードⅡ、Ⅲは人気が高いのでクセナー付きの2~3倍の値が付きますが、ebayで数台購入しました。
トリオターの画面中央部における映像はテッサ―よりも鮮鋭です。800メートル先の鉄塔にピントを合わせ15倍ルーペを使いピントグラスを観察するとその違いがよく分かります。
レンズを取り出し、コードⅣ型に取り付け無限のピントを調整すれば完了です。
レンズの焦点距離(表示)は同じでもピントはそれぞれ異なります。
ローライの1枚撮り用ピントグラスを用いて∞の位置を定めます。
トリオターの写りは繊細で柔らかです。額縁写真にはぴったりです。
私の同級生の一人はこのカメラで写した写真を額縁に入れると気に入った様子でした。
ミモヤン グレビッチ
何の準備もせず来てしまいました。で、最近撮影に指名しているのが今日も持ってきているコニカヘキサーRF、手に入れて本格的に使おうと持ち出したところ、ファインダーアイピースが外れ落ち全くファインダーが見えなくなってしまった、修理代に1万円超。
一気に持ち出すのが怖くなったのですがまた持ち歩くようにしています。
SH-K氏
デジタル一眼レフには以前から興味はあったので、ペンタックスK-30を手に入れました。
ニコン、キャノンが良いとのネット評が多いようですが、ペンタックスのQ10やリコーのコンデジR4,C3,C5と使ったこともあり、この会社の機種K-30にした。
スイッチを入れなくても視野率100パーセントのファインダーが覗けるのはやはりいい。
(ミラーレス一眼はちょっと見るだけでもパワーオンが必要)
このK-30ショット数は4000枚まで届いていないランクA商品
現行品はK-70まで進んでいるようですが
K-30の特徴は
ボディ、レンズとも防滴
画素数は1600万画素(手持ちのFuji X-T10に合わせた)
一年保証(マップカメラで購入)
他興味ある方はネット検索してみてください。
ひーさん
ミランダ センソレックスⅡ オートミランダ50/1.8
シャッター速度B,1~1/100まで、ファインダー着脱可能
思いでカメラではないが、本日日本橋のトキワカメラでペンF-OMマウントアダプターを受け取りに行った際に棚にキラッとひときわ存在感を放っていたのを見つけ早速見せてもらうことに。
外装上部は多少汚れがあるものの、各部の動きは問題なくレンズも良好、分割購入してしまいました。
MT派氏
Goerz Autofok Tenax Dagor 120mm f6.8
With ロールフィルムバック100X140
先日、涼しい長野県に行って、1907年製のフォールディングカメラを始めて試写しました。 気合を入れて、三脚にセットし、カメラを起立し、タイムモードですりガラスのピントグラスに構図を決めピントを合わせ、ピントグラスバックを外しロールフィルムホルダーをセット、シャッター速度、絞りを設定し、シャッターをチャージ、遮光版を引き抜きレリーズを切る。撮影後にフィルムを確実に巻上げる。
令和時代のフォトライフから見れば気が遠くなるほどの一連の作業で、1枚の撮影作業が終了する、そして一枚の写真が出来上がるわけです。
本来ならば、25年物のウヰスキーを一口やって、キューバ葉巻にヴィンテージライターで火をつけ口にくゆらせながら楽しむべき撮影作業ですが、せっかちな私は当然それができません。
一連の作業を省略し、三脚とグラスファインダーを使用せず、ピントは無限、フレームファインダーで切り取り手持ちでシャッターを切る と言うやや乱暴な方法で撮りました。
結果、8枚撮影中日の出直後の露出不足2カット、フィルム取り出し時の巻きゆるみでカブリ1カット、日頃の行いの所業か遮光版抜き忘れ2カット、の犠牲を払いつつ、素晴らしいカット3葉を得たのでした。
今後、残りの人生に余裕をもって、このカメラを実戦配備する予定です。
慈照氏
ビデオムービー、『法善寺祭り』のご披露でした。
今回は、この会でリクエストされたアトム判用ロールフィルムホルダー各種
探すとなかなか出てこない。
イカ アトム用、エルネマン用、ベビーソホ その他各種。
ブロニカETR用ホルダを改造しエルマノックスで使用できるようにしたものも持参。
こうして工夫すれば古いアトム判のカメラも現行のフィルムで撮影ができる。