中古カメラと推理「谷中レトロカメラ店の謎日和」・・・・・・PUSH-PULL
最近の本屋さんは単行本が非常に少なくなり、文庫本が増えたのだが文庫本と言って侮るなかれ、中には千円を超すものもある
おまけに最近の文庫の表紙は大半がイラスト入りで、上の写真のようにおじさんが買うには少々抵抗感があるものが多いのだ
同じような表紙だが、古本が好きで買ったのだその後テレビドラマまでなった「ビブリア古書堂の事件手帳」、コーヒーが好きで買った美人バリスタの「珈琲店タレーランの事件簿」も面白く、バリスタが使う同じような手回しのミルを買ってしまったぐらい
そして今度は中古カメラ修理のオーナーが謎解きをする、出だしからライカM3にⅢfの買い取りの話から始まる
第1話・私も手にしたことのないドリュー2-16
第2話・ベッサⅡと部屋を使ったピンホールカメラ
第3話・猫の首のぶら下げられた、110フィルムのハリネズミカメラ
第4話・リコーオートハーフ
第5話・NIKONに変わる前のNIPPNOGAKUの時のニコンF
第6話・双子の兄弟とステレオグラフィック
第7話・ライカⅢfと黄色のフィルターとコダックEAR、赤外線カラーリバーサルフィルムと現像
どの話の謎解きも面白く、各お話の終わりにに作者が描いたイラストも入っております(下)、またこの中古カメラ屋さんで働く女性の名前が「来夏」って言うのは出来すぎかな(笑)
最初中古カメラの話なので作者は男と決めていたのだが、作者名前の「柊サナカ」という名前が気になり調べたら、なんと神戸女子大卒でありました、これはビックリの一言
中古カメラと本の好きな方是非読まれたし
www.tokyo-shutter-girl.net
所用で今日はお休みします。
私はこのあたりの知識はゼロ、先日のH井さんの話もそうですが、昔の現像って大変だったんですね