ライティング講習会へ行ってきました
カメラをいじってばかりが手作りカメラクラブではない!ということで、基本技能を身につけるべくクリップオンストロボを使ったライティング講習会を受講してみました。知人のカメラ屋さんの紹介で、帝塚山にある写真スタジオのプロが指導してくれるというものです。
※スタジオ内での実習風景
住吉大社に集合してまずは野外でストロボを使うケースの実習。野外でストロボ使うなんてまあやったことなかったですが、背景が明るくて前景が暗くなってしまうような場合、わずかにチルトさせてストロボ光のふちで当てることで白飛びしないで陰影が出る、なんて使い方は初めてでした。
※普通に撮って前景が暗くなってしまうケース
※正面からストロボを当ててもフラットになってしまう
※わずかにストロボを上向きにすることで陰影が出る
また後半、最初の写真のようにスタジオに入ってプロ用照明機器を体験しました。ライトボックスやモノブロックストロボなどはもちろん、普段ポートレートは撮らないのでえらく緊張...
さて、今回持参したのはソニーα7Sでした。これは超高感度機ですので、肉眼で見えないぐらい暗くても撮れるのですが、当初予定していたα900が不調のためこれしかなくて。ところがこいつは従来のソニーαシリーズとも一般的なカメラともシュー形状が違うのです。マルチインターフェースシューといって、オプションでアクセサリを付けられるように電気接点がたくさんあります。見た目は一般的なシューと同じ形ですが、奥行きが浅く奥に電気接点があるのです。
おかげでまた専用のストロボを買うはめに...ですが今回はサードパーティ製のそっくりさんが安く手に入りましたので、これとオプションのアダプタを利用してあれこれ組み合わせを考えてみました。
まずは専用ストロボと、旧ミノルタ製のHS-3600Dのコンビで。専用ストロボはガイドナンバー20程度ですがバウンスもできて拡散板も内蔵。加えてワイヤレス発光のマスターとしても使えるので、HS-3600Dを好きなところにセットして使えます。専用ストロボは光りますが、キャッチライトを入れるにはちょうどいい感じ。
続いて旧ソニー仕様に変換するアダプタにHS-3600Dを直付け。ちゃんとズームにも連動しますが、正面か上にしか向けられないのでいささか不便です。
さらにアダプタを2階建てにし、一般的なストロボを。このCONTAX用は発光部が2つあり、専用ケーブルで離して使うことができます。2階建てはさすがにちょっと不安定で今にも首が折れそうです。
専用ケーブルで三階建てにし、離して使う場合の図。ケーブルが短い上に当日はMFレンズだったので手がもう一本欲しかった...
そして2階建てからシンクロケーブルで接続するの図。当日はモノブロックストロボにつないでいました。やっぱりちゃんとした大型の外部ストロボがあると便利ではあります。
ということで、ストロボの意外な使い方が面白く、しかもスタジオ機材が体験できたのはいいのですが...純正の多機能ストロボが欲しくなってしまいました。でも高いしなあ~めったに使わなさそうだしなあ~
仕事柄スタジオによく入っていましたが、見て知っているだけで基本知識はゼロに近い、昔ニコンの一眼レフを使っていたときSB-600を買い、遠くまで届くのに感動した記憶があります
これを書くのにストロボを出してきて調べたら、電池が腐食!お粗末でした
私も高級な純正ストロボは購入したものの結局は実践使用は皆無でした・・・・内蔵のもので十分でした。
フルサイズデジタル(5DmkⅡ)には内蔵されていないのですが、そういうシーン撮影そのものの機会がない・・・・と言うよりもはやこのカメラを所蔵する意味もない!!悲しいことですが・・・Y.