蛇腹設計のヒント ~ 続編
なんとなく線を引いたらできるのですが、キッチリ幅を決めてビシッと引きたくなるのが乙女座のA型とでも言いましょうか...前職で1/10000ミリがどうのこうのとやっていたので(現職でも同じですが)納得できるように計算してみました。
まずジャバラの山がピッタリ90°になるための条件...これは山のピッチだけでなく、テーパーの角度も関わってくるので思ったより大変な計算になりました。ま、テーパーの角度によるものの、実用的なのは概ね80%前後でよしとしましょう(笑)
W1=b+d、W2=dとなるように折り返しの幅を決めてやれば、蛇腹が伸びて設計ピッチになった瞬間、山の角度が90°になると...苦労して計算してそれだけ?といえばそれだけです(滝汗)
そしてコーナーの折り返し部分の詳細な寸法について考察。もう大変です。
※左下の図、左上の図というのはそれぞれこの上の図です
そして展開図を製図するための条件...ジャバラの横幅が変わってくる除変タイプとでも言いましょうか、製図するための理屈は案外簡単ですけど、こちらもオフセット値を計算ずくで求めようとすると大変なことになってしまいました。前回簡単にW1+W2の半分と書きましたが実は大差ありません。
※この図のθ'は上の断面図ではθ'ですが途中の展開図ではθになってます(ややこしい~)
---------------------------------- 10/6 追記訂正
テーパー角度θというのは、平面展開すると角度が変わりますので、「平面展開図の角度θ'」に訂正しました。計算が合わないのはこのせいでした。解決!
ご苦労さまです。
実際に作図手順書を作ってみたら、角度計算にミスがありました...道理で合わない。
断面の角度θと展開図のθがごっちゃになってました~
目指せ『誰でも作れる!蛇腹製作マニュアル』とか、Zzzz..
数式を眺めていると目の前が真っ白に
興味と忍耐力ある方だけ(笑)どうぞ~